先日のレッスンでは、今が旬でもある水仙も使いました。
水切りしている時点から、本当にいい香り♪
それにしても、こんなに可憐で素敵な香りの花に、人を殺すほどの毒があるというのですから不思議なものです。
(根っこの部分だと、10gで致死量だとか)
水仙の花ことばはうぬぼれ・傲慢。
これはギリシア神話に出てくるナルキッソスという青年が自分に恋をして焦がれ死にしたことに由来しています。
でも、白い水仙の場合は神秘・尊重という意味ですよ。
水仙という花の名前は中国から。冬から早春にかけて凛と咲くこの花を水辺の仙人に見立てて名付けられたそうです。
西洋と東洋で全く違った見方をするのは、なかなか興味深いですよね。
個人的には、散り際には花びらを落とすことなく、立ったまま枯れて行くところに強い自尊心を感じています。