後藤さん、湯川さん事件から… | Flolist Atlier M ~茨城北部のフラワーアレンジメント講師~

Flolist Atlier M ~茨城北部のフラワーアレンジメント講師~

茨城県北部でフラワーアレンジメント・プリザーブドフラワーの講師をしています。アレンジメントの基礎や応用編などを紹介してゆきます。一緒にお花にあふれた毎日をおくりましょう^^
なお、アフィリエイト目的のペタとコメントはお断りしています。

憎しみは 砂漠の国より 連なりて 祈り虚しく 寒椿の落つ


1年前、ISによる後藤さん湯川さん殺害事件に寄せて詠んだものです。

あの報道に泣きました。
何度も、何度も。
涙が止まりませんでした。

亡くなったお二方もお気の毒ですが。
それ以上に感じたのは、こうも残忍な国家の存在への悲しみでした。
幼いころから、憎しみと報復の中で生きて来たのでしょうか。
彼らは他者の痛みへの共感も、良心の在り方も、自己を見つめる事も、一生持ち得ずに朽ちて行くのでしょうか。
不満を暴力で解決する事は、乾いた喉に塩水を飲むようなものしょう。何人殺しても、どれだけ残酷に残虐になっても、満足も充足も得られないでしょうに。
更に、更にと、暴力への衝動を強めてゆく彼らには、嫌悪と同時に憐れみさえ感じてしまいます。

それに対して、後藤さんは立派だったと思います。
悔いなくご自分の生を全うされた事かと思います。ご冥福をお祈りすると共に、尊敬の意を感じております。

殺された方より、殺した彼らの方がよほど不幸に思えてしまうのは、私が直接的な被害を受けていないからなのでしょうけれど。

この暴力の連鎖を止めるには、IS国と名乗る彼らを一掃するしかないでしょう。それを願っています。
そう願うしかないと思います。

平和な日本に生まれた事が、奇跡のような幸運なのだと感じる日々です。