☆1961年生まれのアーティスト 綾小路 有則(あやのこうじ ありみつ)氏。地球とイルカと海と空と・・・信じられないほどの緻密さ、綿密さで、アクリル絵の具で描かれた、浮かぶ地球、放射状に拡がる線、光の拡散。肉筆による、極限まで細い糸のような無数の線、時空へのアプローチ・・・30代だった画家の、純粋な魂が込められた、メッセージ性の高い作品群が、懐かしく鮮やかに思い出されます。

 

☆今は、松屋銀座デパートのルイヴィトンになっている場所(角地)に、20年前は、東京三菱銀行 銀座通り支店があり、銀行のロビースペースをギャラリーにしていらっしゃいました。このロビーギャラリーと、会期を続けて銀座で、ということで、1997年 ギャラリー銀座にて個展。移動の日が、記録的な夏日で、したたる汗で大切な作品が痛まないようにと配慮し、怪しいタオルハチマキ姿で、『みんなで渡れば怖くない?』とばかりに、作品を抱えながら、銀座を縦断したことも。

 

☆1997、98年 綾小路氏は、昭和会(日動画廊が主催する若手作家のための公募展)にも招待出品、氏の【異次元の世界】黄金の楽園・・・の前で、多くの方が立ち止まり魅入られていました。

 

☆スピリチュアルという言葉が巷(ちまた)でいわれる前の時代 幼少期から、深く何かを感じ考え、表現を試みていた 綾小路氏。以降も、一貫して独自の道を邁進、CG絵画、光と音と絵画を融合した作品、絵本など、技法と視野を広げ、より精神性を高めて、現在、ご活躍していらっしゃいます。(近年は、CGアートでの制作が多いようです。)

 

☆銀座個展時に、ご案内はがきにもなった作品『エル・ドラドへの望郷』(原画 100号)は、2004年より 東京築地 聖路加国際病院の 6階 小児科エレベーターホールにて常時展示されていらっしゃるよう。

 

☆現在のホームページはこちらから。

当時より、神々しくなっていて、摩訶不思議な世界・・・

20年後の【異次元の世界】です。

http://www.ayan777.com/

 

(文責 旧ギャラリー銀座運営者 岩井)

 

 

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