☆長年、国際美術大賞展、日本選抜美術家協会(創立者)会長の任にあられた 日本画家 永森信一郎(ながもり しんいちろう)画伯。抽象、具象、古典、現代アート、立体、ミクストメディア・・・多種多様な作品を創る、個性あふれる様々なジャンルの作家の、どの方々からも『会長さん』『会長さん』と信頼を寄せて、慕われていたお姿が印象的でした。

 

☆1941年 皇紀二千六百年奉祝展入選、戦争から復員された後のお話し、平成の今は、本当にめぐまれた時代になったこと、個々の人間の平和への考え方と感謝が、なにより大切だということも、教えていただきました。

 

☆1997年、1998年 ギャラリー銀座にて個展開催。

 

☆富士山や、女性、動物、鳥、龍など、日本画ならではの、情緒豊かなモチーフ・・・私は、永森画伯の作品は、タイトルにつけられた 古典的な題名とは裏腹に、既成の日本画の常識に囚われない『独特の動きや流れを醸す、風を帯びた背景』が、綿密に計算された後に、描きこまれているように感じています。画伯の作品は、背景だけを、切り取っても、また、一つの作品として鑑賞することもできるのではないでしょうか。

 

(文責 旧ギャラリー銀座運営者  岩井)

 

http://www.all-japan-arts.com/nagamoris/nagamori_index.html

 

 

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