ギャラリー銀座neo ★今までの展覧会★
【染めと創作人形】溶解する世界・中川京子展
2007年10月30日(火)~11月4日(日)
2000年多摩美術大学テキスタイルデザイン科卒業。様々な染めの技術をミクストメディアのように駆使して制作される、相模原市在住の中川京子さんによる、独自の染めと創作人形の世界。
高さ180㎝幅150㎝の大作タペストリー『君と僕は籠の鳥』赤、ピンク、黄色と緑、艶やかに咲く色の異なる大輪の薔薇4輪が印象的。。隣には、ほぼ同じくらいの大きさの、ゴールドと、植物の明るい緑の眩しい、こどものふっくらとしたおしりが連鎖する不思議なモチーフのタペストリー。石塑『花器』は女性の頭部が。。卵の殻からでた一本の足とのぞく顔、前屈みに書を描こうとする指よりも小さい大きさのピンクの着物の創作人形。・・・怖いはずなのに、どこかユニークな風情が。伝統の技を感じる染めの帯。ブラウス。
会期前まで制作されていた、薔薇と葡萄のデザインの自身の染めの着物を纏う創作人形。主に藍染めの背景に、薔薇と無花果と葡萄が染められている、古の宗教画を思わせる、意味深なモチーフの作品。
自身も母である作家の、乳母車のある風景がどこまでも穏やかな横浜の水彩スケッチや、小さなタイルの表現が小気味良い、ファームの作業所のスケッチなど。創作人形つくりの一部(眼をつくること)から派生したという蜻蛉玉などの作品も。
現実と空想と・・・ゆめとうつつと。面白さとシュールさと。人間と母性と子供と。生まれてくる前と今と。 果たして、この個展で溶解(ようかい)するものは、染めの世界にとどまるものなのか・・・ぜひ、この眼でご覧くださいませ。
【染めと創作人形】溶解する世界・中川京子展
2007年10月30日(火)~11月4日(日)
2000年多摩美術大学テキスタイルデザイン科卒業。様々な染めの技術をミクストメディアのように駆使して制作される、相模原市在住の中川京子さんによる、独自の染めと創作人形の世界。
高さ180㎝幅150㎝の大作タペストリー『君と僕は籠の鳥』赤、ピンク、黄色と緑、艶やかに咲く色の異なる大輪の薔薇4輪が印象的。。隣には、ほぼ同じくらいの大きさの、ゴールドと、植物の明るい緑の眩しい、こどものふっくらとしたおしりが連鎖する不思議なモチーフのタペストリー。石塑『花器』は女性の頭部が。。卵の殻からでた一本の足とのぞく顔、前屈みに書を描こうとする指よりも小さい大きさのピンクの着物の創作人形。・・・怖いはずなのに、どこかユニークな風情が。伝統の技を感じる染めの帯。ブラウス。
会期前まで制作されていた、薔薇と葡萄のデザインの自身の染めの着物を纏う創作人形。主に藍染めの背景に、薔薇と無花果と葡萄が染められている、古の宗教画を思わせる、意味深なモチーフの作品。
自身も母である作家の、乳母車のある風景がどこまでも穏やかな横浜の水彩スケッチや、小さなタイルの表現が小気味良い、ファームの作業所のスケッチなど。創作人形つくりの一部(眼をつくること)から派生したという蜻蛉玉などの作品も。
現実と空想と・・・ゆめとうつつと。面白さとシュールさと。人間と母性と子供と。生まれてくる前と今と。 果たして、この個展で溶解(ようかい)するものは、染めの世界にとどまるものなのか・・・ぜひ、この眼でご覧くださいませ。