アメブロを始めてから昨日まで、

作品についての事ばかりを記事に

してきましたが、チョイとここらで

気分転換してみようと思います。

 

今から10年ほど前までは自家用車で

「走り屋」

・・・ってものをやっておりましたです。

 

自分がそれを始めたのが18歳の頃。

高校を卒業して免許をとり、働いて

手に入れた車で夜な夜な峠道

デビューしてたんですね。

(絵も描いてました)

 

(これは初めて買った車ではありません)

 

おっと・・・ここで自分を擁護する為に

説明書きをしますが、「暴走族」

「走り屋」似て非なる者

(ココ大事)

 

暴走族ってのは年齢が若くてですね、

最年少は小学生ぐらいからいるのかな?

また、上は18歳ぐらいまで(?)

18歳ぐらいになると車両費や活動資金が

欲しい為に職に就くんです、大体の人。

 

そうなると少し落ち着いて団体行動

とる「暴走族」から離れて、単独あるいは

少人数で活動する「ヤンキー」になります。

(当時のハナシ)

 

※ここでは一括りに「暴走族」と呼びます。

 

暴走族と走り屋、どちらも資金が欲しいんで、

働いてますが、同じ会社にいたりして

仲も良かったりするんです。

 

でも、活動内容が違う。

 

走り方で例えると、

 

爆音あげながら低速で蛇行して走るのが

暴走族。

爆音だけども超高速で、横向いて走ったり

するのが走り屋。

 

車高を落としすぎて火花を散らして走るのが

暴走族。

マフラーから炎を出して走るのが走り屋。

 

生息場所でいうと、

 

街中や駅前ロータリーにいるのが暴走族。

誰もいない峠道にいるのが走り屋。

 

見た目でいうと、

 

パンチパーマにソリコミ、ハチ髭、眉毛ナシ、

斜め45°の眼鏡。27cmぐらいの足なのに

24.5cmぐらいのオバチャンサンダル

暴走族(ヤンキー)。

リーゼントにサングラス、ウィッシュみたいな

ドライバー手袋にスニーカーが走り屋。

 

わりとイケメンなのが暴走族。

残念なのが走り屋。

(彼女いないから、いいマシンに乗れる)

 

性質で例えると、

一般市民に絡んでいくのが暴走族。

一般市民相手に人畜無害なのが走り屋。

(峠には誰もいないから)

 

女好きでナンパするのが暴走族。

シャイで女子とは喋れないのが走り屋。

(峠にゃ女子いね~)

 

こうやってみると、世間的には、

やってる事は同じに見えますが、

ちゃんと線引きはあるんですね。

 

自分は走り屋側でした。

(説明長げぇ~な💦)

 

でも、いつまでも峠の走り屋をしてる

ワケにもいかないし、結婚して子どもも

生まれた事だし・・・って事で、世間から

白い目で見られずに済むサーキット、

「モータースポーツ」

・・・の側にいってみたワケですよ。

 

若かりし頃(?)のワタシ

 

しばらくそんな活動してるとお友達から

声をかけてもらって、地元の最速決定戦

出場する事になった図です。

 

赤いのがワタシ

 

レースもなかなかに資金が要りましてですね、

仕事が終わっても夜な夜なバイトして

ブレーキやタイヤを買ってました。

 

ついでに子どもも3人おりまして、この時は

末っ子が生まれたばかり。やっぱり嫁様から

白い目で見られながら走るのです💦

 

 

やっぱここにもスゲー奴らはいっぱい

おりましてですね、プロを目指してる

奴らなんかは若くても速い速い!

全然太刀打ちできなくて良い成績は

残せませんでしたわ。

 

ちょ~どこの頃ですね、絵の世界で

東京進出の話がありまして、どうするか

迷ったんですよ。

 

レースで良い成績は残せなかったものの、

自分的には良い手応えもあり、今後の

対策や作戦によっては太刀打ち出来る

・・・かも、と思ってもおりました。

 

・・・が、問題になるのは資金

既に妻子がおりますしねぇ、歳も歳だし

今からプロになれる可能性はゼロ

それよりかは現役の息の長そうな絵を

選ぶほうが得策かと思い、車に注ぎ込む

資金を絵のほうにまわす事に決めました。

 

 

それにですね、今やこの車は新車価格よりも

高値で取引されてて、サーキットに持ち込む

勇気がなくなりましたわ。

 

今はオイルやタイヤの消耗品だけ交換して

現状維持。車好きに育った末っ子が大切に

乗ってくれてます。

 

現在は綺麗に足を洗って「絵描き屋」

・・・となったパパちゃんの話でした。

(手を染めたのに足を洗っても無駄か?💦)