秋華賞はラブカーナ からいく予定だ。とはいえ、頭は難しいだろうから、ウオッカとダイワスカーレットの裏表の3着固定が本線。オッズ次第だが、あまりにもつかなかったら買わないかもしれない。
ラブカーナの母カーナIIは不出走で、3代母まで遡らないと重賞勝ち馬がいないという乏しい牝系(牝系図 )だが、Caerleon×Luthierというなかなか良質な欧血の持ち主だ。カワカミプリンセスなどもそうだったが、牝系に活躍馬がいなくても、良質の種牡馬を付け続けていればいつか大物を出せる可能性は高まるのだ。
父オースはFairy King産駒のダービー馬だが、これまでに重賞勝ち馬はキョウワハピネス(ファルコンS-GIII)1頭と不振。基本的にSadler's Wells、Fairy Kingの系統は日本には合わない。
ただ、Fairy KingとSadler's Wellsの母Fairy Bridgeと、Caerleonとの組み合わせにはフサイチコンコルド
(Caerleon×Sadler's Wells)、ディープサマー
(タイキシャトル×Sadler's Wells)、Soldier Hollow
(In the Wings×祖母の父Caerleon)などがいて、相性は悪くない。フサイチコンコルドとは、Petingoを持つところも共通している。末脚の破壊力は非凡なものがあり、思い切った競馬をすれば上位への食い込みは可能だろう。