リーゼ・マイトナーの伝記(シュプリンガー東京、2003、米澤冨美子監修)がアマゾンからすぐに届いた。ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム研究所で研究していたリーゼ。研究所の美しい写真と、空襲後の無惨な姿。なんて酷いことするんだろう。ユダヤ人迫害・虐殺もばかげてる。
それにしても、リーゼの業績は素晴らしい。
そして、プランクの娘たちと庭でのどかに楽しそうに写っている写真。
業績評価は不当だったが、多くの重要な科学的発見をしたという意味では幸せな人だった。そして、気立てがよくて、多くの友人に恵まれていた。女性の友人も多く、音楽が好きだった。きっと楽しい若い時代だったと思う。残されている写真のリーゼはみな美しい。白いレースの衿のついた黒服がよく似合っている。

ある数学者の自伝を読んで、留学中にヴォス(微分幾何)と雪玉を投げあったという短い記述が、私にはとても印象的だった。情景が目に浮かぶよう。
それも思い出した。