東京都美術館で開催中の『デ・キリコ展』に行ってきました。「本展はデ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの絵画を余すところなく紹介。さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本では10年ぶりの大規模な回顧展です。デ・キリコ芸術の全体像に迫り、その唯一無二の表現力を堪能できるまたとない機会となるでしょう。」(美術館HPより)
第1章 自画像・肖像画
『17世紀の衣装をまとった公園での自画像』(1959年)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団
『弟の肖像』(1910年) ベルリン国立美術館
第2章 形而上絵画
『バラ色の塔のあるイタリア広場』(1934年頃)トレント・エ・ロヴェレート近現代美術館
『イタリア広場(詩人の記念碑)』(1969年) ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団
『福音書的な静物Ⅰ』(1916年) 大阪中之島美術館
『「ダヴィデ」の手がある形而上的室内』(1968年)
『球体とビスケットのある形而上的室内』(1971年)ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団
『緑の雨戸のある家』(1925-26年) 個人蔵
『谷間の家具』(1927年) トレント・エ・ロヴェレート近現代美術館
第4章 伝統的な絵画への回帰 ―「秩序への回帰」から「ネオ・バロック」へ
『岩場の風景の中の静物』(1942年) ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団