国立新美術館 『ルーヴル美術館展 愛を描く』 | My favorite things No.2

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国立新美術館で開催中の『ルーヴル美術館展 愛を描く』に行ってきました。「本展では、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのか、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された73点の絵画を通して浮き彫りにします。16世紀から19世紀半ばまで、西洋各国の主要画家の名画によって愛の表現の諸相をひもとく、かつてない趣向の展覧会です。」(美術館HPより)

 

プロローグー愛の発明

フランソワ・ブーシェ 『アモルの標的』(1758年) 268×167cm

ピーテル・ファン・デル・ウェルフ 『善悪の知識の木のそばのアダムとエバ』

(1712年以降) 45×35.5cm

 

第1章 愛の神のもとにー古代神話における欲望を描く

アントワーヌ・ヴァトー 『ニンフとサテュロス』(1715-1716年頃)

73.5×107.5cm

セバスティアーノ・コンカ 『オレイテュイアを掠奪するボレアス』(1715-1730年頃)

77×108cm

ドメニキーノ(本名 ドメニコ・ザンピエーリ) 『リナルドとアルミーダ』

(1617-1621年頃) 121×168cm

16世紀後半にヴェネツィアで活動した画家 『アドニスの死』(1550-1555年頃)

155×199cm

 

第2章 キリスト教の神のもとに

シャルル・メラン 『《ローマの慈愛》、または《キモンとペロ》』(1628-1630年頃)

97×73cm

サッソフェラート(本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)

『眠る幼子イエス』(1640-1685年頃) 77×61cm

 

第3章 人間のもとにー誘惑の時代

ハブリエル・メツー 『《ヴァージナルを弾く女性と歌い手による楽曲の練習》、または《音楽のレッスン》』(1659-1662年頃) 32×24.5cm

ニコラ・ランクレ 『鳥籠』(1735年頃) 39×27cm

ジャン=オノレ・フラゴナール 『かんぬき』(1777-1778年頃) 74×94cm

フランソワ・ブーシェ 『褐色の髪のオダリスク』(1745年) 53.5×64.5cm

ギヨーム・ボディニエ 『イタリアの婚姻契約』(1831年) 100×138cm

 

第4章 19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇

フランソワ・ジェラール 『《アモルとプシュケ》、または《アモルの最初のキスを受けるプシュケ》』(1798年) 186×132cm

ウジェーヌ・ドラクロワ 『アビドスの花嫁』(1852-1853年頃) 35.5×27.5cm

アリ・シェフェール 『ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊』(1855年) 171×239cm

クロード=マリー・デュビュッフ 『アポロンとキュパリッソス』(1821年)

192×227.5cm アヴィニョン、カルヴェ美術館

第4章の展示室だけ写真撮影可でした。
※画像は展覧会HPからお借りしました。

 

会期終了間際の週末だったのでとても混雑していましたが、ギリシャ・ローマ神話を描いた作品が多くて楽しく観て廻ることができました。


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