国立西洋美術館 『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』 | My favorite things No.2

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国立西洋美術館で開催中の『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』に行ってきました。「ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、1824年に設立された、西洋絵画に特化した世界屈指の美術館です。本展は、ルネサンスから後期印象派に至る同館所蔵の名品61点をご紹介します。イギリス国外で初めて開催される同館の大規模所蔵作品展である本展では、クリヴェッリの《受胎告知》やゴッホの《ひまわり》など、出品作全てが日本初公開となります。」(美術館HPより)

 

Ⅰ イタリア・ルネサンス絵画の収集

パオロ・ウッチェロ『聖ゲオルギウスと竜』(1470年頃) 55.6x74.2 cm

カルロ・クリヴェッリ『聖エミディウスを伴う受胎告知』(1486年) 207x146.7cm

ドメニコ・ギルランダイオ『聖母子』(1480-90年頃) 88.9x57.8cm

サンドロ・ボッティチェッリ『聖ゼノビウス伝より初期の四場面』(1500年頃) 66.7x149.2cm

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』(1514年頃) 110.5x91.9cm

ヤコポ・ティントレット(本名ヤコポ・ロブスティ)『天の川の起源』(1575年頃) 149.4x168cm

 

Ⅱ オランダ絵画の黄金時代

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン『34歳の自画像』(1640年) 91x75cm

フランス・ハルス『扇を持つ女性』(1640年頃) 79.8x59cm

ヨハネス・フェルメール『ヴァージナルの前に座る若い女性』(1670-72年頃) 51.5x45.5cm

ウィレム・クラースゾーン・ヘ―ダ『ロブスターのある静物』(1650-59年) 114x103cm

ウィレム・ファン・デ・フェルデ(子)『多くの小型船に囲まれて礼砲を放つオランダの帆船』(1661年)

90x126cm

 

Ⅲ ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

アンソニー・ヴァン・ダイク『レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵夫人ドロシー』(1635年頃) 132.1x149cm

トマス・ゲインズバラ『シドンズ夫人』(1785年) 126x99.5cm

トマス・ローレンス『シャーロット王妃』(1789年) 239.5x147cm

ジョシュア・レノルズ『レディ・コーバーンと3人の息子』(1773年) 141.5x113cm

ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー『トマス・コルトマン夫妻』(1770-72年頃) 127x101.6cm

 

Ⅳ グランド・ツアー

カナレット(本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)『ヴェネツィア:大運河のレガッタ』(1735年頃) 117.2x186.7cm

カナレット(本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)『イートン・カレッジ』(1754年頃) 61.6x107.7cm

クロード=ジョゼフ・ヴェルネ『ローマのテヴェレ川での競技』(1750年) 99.1x135.9cm

 

Ⅴ スペイン絵画の発見

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ『幼い洗礼者聖ヨハネと子羊』(1660-65年) 165x106cm

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ『窓枠に身を乗り出した農民の少年』(1675-80年頃) 52x38.5cm

フランシスコ・デ・ゴヤ『ウェリントン公爵』(1812-14年) 64.3x52.4cm

ディエゴ・ベラスケス『マルタとマリアの家のキリスト』(1618年頃) 60x103.5cm

フランシスコ・デ・スルバラン『アンティオキアの聖マルガリータ』(1630-34年) 163x105cm

 

Ⅵ 風景画とピクチャレスク

二コラ・プッサン『泉で足を洗う男のいる風景』(1648年頃) 74x100.3cm

クロード・ロラン(本名クロード・ジュレ)『海港』(1644年) 103x131cm

アルベルト・カイプ『羊飼いに話しかける馬上の男のいる丘陵風景』(1655-60年頃) 135x201.5cm

トマス・ゲインズバラ『水飲み場』(1777年以前) 147.3x180.3cm

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー『ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス』(1829年) 132.5x203cm

 

Ⅶ イギリスにおけるフランス近代美術受容

ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル『アンジェリカを救うルッジェーロ』(1819-39年) 47.6x39.4cm

アンリ・ファンタン=ラトゥール『ばらの籠』(1890年) 48.9x60.3cm

ポール・ゴーガン『花瓶の花』(1896年) 64x74cm

クロード・モネ『睡蓮の池』(1899年) 88.3x93.1cm

ピエール=オーギュスト・ルノワール『劇場にて(初めてのお出かけ)』(1876-77年) 65x49.5cm

フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』(1888年) 92.1x73cm

※画像は美術館HPからお借りしました。

 

日時指定制で作品数も多くはなかったので、週末でもゆったりと観て廻ることができました。ヴァン・ダイクやゲインズバラの肖像画やギリシャ神話を題材にした作品など好みのものが多く、とても楽しい展覧会でした。

 


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