Bunkamura ザ・ミュージアム 『リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展』 | My favorite things No.2

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昨日の土曜日は渋谷文化村で開催されている『リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展』に行ってきました。「本展は、侯爵家秘蔵のルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)、クラーナハ(父)を含む、北方ルネサンス、バロック、ロココを中心とする油彩画と、ヨーロッパでも有数の貴族の趣向が色濃く反映された、ウィーン窯を中心とする優美な陶磁器、合わせて約130点で構成されます。」(展覧会HPより)

 

第1章 リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活

フランチェスコ・ソリメーナに帰属 『リヒテンシュタイン侯ヨーゼフ・ヴェンツェル1世』(1725年)

ヨーゼフ・カール・シュティーラー 『リヒテンシュタイン侯爵家出身のエスターハージー伯妃ゾフィーの肖像』(1830年頃)

ヨーゼフ・ノイゲバウアー 『リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像』(1861年)

ヨハン・ハインリヒ・ティッシュバイン周辺の画家 『リヒテンシュタイン侯女レオポルディーネ・アーデルグンデ(1771年にヘッセン=ラインフェルス方伯と結婚』(制作年不詳)

 

アレクサンドル・ロスラン 『リヒテンシュタイン候フランツ・ヨーゼフ1世の肖像』(1778年)

 

ルートヴィッヒ・デ・ウィッテ 『軍服姿の軽騎兵デーロモン・アラピーと葦毛の馬』(18世紀前半)

 

第2章 宗教画

ルーカス・クラーナハ(父) 『聖バルバラ』(1520年)

ペーテル・パウル・ルーベンス 『聖母を花で飾る聖アンナ』(1609-10年頃)

シモーネ・カンタリーニ 『少年の洗礼者聖ヨハネ』(17世紀前半)

ルーカス・クラーナハ(父) 『聖エウスタキウス』(1515/20年)

この作品は2012年の国立新美術館の展覧会にも出品されていました。

ルーカス・クラーナハ(父) 『イサクの犠牲』(1531年)

 

ルーラント・サーフェリー コルネリス・コルネリスゾーンファン・ハールレム

『楽園のアダムとエヴァ-堕罪』(1618年)

 

ジロラモ・フォラボスコ 『ゴリアテの首を持つダヴィデ』(1670年頃)

 

ロレンツォ・コスタ 『東方三博士の礼拝』(1510年頃)

 

ネーデルラントの画家 『東方三博士の礼拝』(1530年頃)

 

第3章 神話画・歴史画

ペーテル・パウル・ルーベンスと工房 『ペルセウスとアンドロメダ』(1622年以降)

ヘンドリク・ファン・バーレン 『エウロパの略奪』(1610年頃)

ガローファロ(本名ベンヴェヌート・ティージ) 『ヘラクレスの神格化』(1530年代末)

 

ペーテル・パウル・ルーベンス 『和平を結ぶ機会を捉えるアンリ4世』(1628年頃)

 

フランチェスコ・マジョット 『バッカスとアリアドネ』(1771年)

 

フランチェスコ・ズッカレッリ 『侍女と猟犬をともなうディアナ』(1765年)

 

ウィーン窯・帝国磁器製作所 『絵皿「ケンタウロスのネッソスに略奪されるディアネイラ』(1806年)

 

第4章 磁器―西洋と東洋の出会い

有田窯、金属装飾:イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト 『青磁色絵鳳凰文金具付蓋物』

(磁器:1690-1710年、金属装飾:鍍金されたブロンズ 1775/1785年)

日本・有田窯(柿右衛門) 『色絵梅文八角鉢』(1670-90年代)

 

中国の磁器工房 絵付:イグナーツ・プライスラー 『黒絵ダルメシアン母子置物』

(磁器:1713年頃、絵付:1725-30年)

 

第5章 ウィーンの磁器工房

ウィーン窯・帝国磁器製作所、ゾルゲンタール時代(1784-1805)
『カウニッツ=リートベルク侯ヴェンツェル・アントンの肖像のある嗅煙草入』(1785年頃)

マリー・アントワネットも嗅煙草入をたくさん所有していたそうです。

ウィーン窯・デュ・パキエ時代(1718-1744) 『カップと受皿(トランブルーズ)』(1725年頃)

トランブルーズはホットチョコレートを飲むために考案されたカップと受け皿。

ウィーン窯(デュ・パキエ時代) 『アフリカ人像付砂糖(菓子)入』(1741-44年頃)

 

ウィーン窯・帝国磁器製作所 『トランプ文カップと受皿』(1819年)

 

第6章 風景画

ヤン・ブリューゲル(父) 『市場への道』(1604年)

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー

『イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望』(1840年)

 

第7章 花の静物画

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 『磁器の花瓶の花、燭台、銀器』(1839年)

ウィーン窯・帝国磁器製作所、アントン・デーリンク、イグナーツ・ヴィルトマン

『金地花文ティーセット』(1815年)

※画像は展覧会HPからお借りしました。

 

第7章の部屋は写真撮影可だったので、少し撮りました。

王侯貴族らしい華やかな作品ばかりでしたが、小型の作品が多く、あまり広くない展示室にたくさん詰め込まれているので、観ていてとても疲れました。オーディオガイドは小泉孝太郎さんのナレーションで分かり易くて良かったです。


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