午後7時過ぎに東京駅に到着し、母とカウンター席のみのリゾットのお店で食事。シンプルな味で美味しかったです。少々疲れた胃にリゾットのお店と言うのは、良かったのかもしれません(笑)
母が乗る特急までまだ30分余り時間があったのですが「大丈夫だから、もう早く帰ってあげて」と言われ、人混みの中へ進んで行く、全く振り返らない母の小さな背中をぼんやりと眺めた後「さて…」と、娘に小さなお土産を選んでから電車に乗りました。
「写真撮った?ちゃんとうつった?」「大丈夫だよ、ちゃんとうつってる」「京都タワーを入れたらいいんじゃない?」…京都駅前で見つけた虹を見ていた母の顔は、子供みたいに無邪気でした。
でも、夜ご飯を一緒に食べた後に「大丈夫だから」って言った母の顔は、やはり母親の顔でした。
本当は、一緒にコーヒーを1杯飲んでから、お互いの家に帰ろうって思っていたのですが(笑)
旅行中、何だか照れくさくて、私はいつものように、突き放すような、ぶっきらぼうな言い方ばかりしては、心の中で何度も自分に舌打ちしていたのでした。
民宿のお風呂に一緒に入った時に、スグに浴槽から出た母に驚いて「何?もう出ちゃうの?」と言うと「うん、背中を洗おうかと思って…」「あー…えっ、私やろうか?」「いいよいいよ!スグに終わるから!」「いいよ!私だって出来るんだから!」「いいよ!」「いいってば!ホラ!座ってよ(怒)!」…って、また怒ってるし(爆)
私と両親は、長年の間スキンシップとかが無いので、普段より優しく接するのって、本当に恥ずかしいんです。それに加えて、お互いにヘンな気遣いがあったりして、3度目になってようやく「○○してもいい?大丈夫?」とか言える始末…周りが見たら滑稽な母と娘でしょうね(笑)
でもまぁ、いいんです。たぶん、伝わっていると思うから…
東京駅からウチの地元に近づくにつれて、自分の中で何かがほどけて行くような感覚に変わって行きました。そして、ついに地元駅に着いた時「帰って来たぞー!」と言う嬉しさが、ジワジワ~ッとこみあげて来たのでした(笑)
ウチの地元には、オサレなデパートも無いし、多摩川くらいしか無いけれど。
気取ってない、そのまんまの自分でいられるこの町が好きなのだ。
そして、やっぱり、自分のウチが1番いいなーっと♪
帰る場所があるから、旅って楽しいのかな…