だいぶ経ちましたが、佐藤匠くんの配信を聴いて、

自分の中で全体像がまとまったので。


最初、フライヤー出て、渋めのラインナップで、きゃあってなった。


ら、主役は、佐藤匠くんです。女の子もいます。


…。


殺陣があって、主人公の青年が、恋したり、悩んだりしながら成長してく物語かなぁ。


いいんだけど、渡辺さん、渋そうだし、山三さんとがっつり重くて、かっこいいお芝居観たいと思ってたので、ちょっぴりテンション下がった。


30-Deluxもだけど、清水さんにしても、山三さんにしても、自分の生きてきた証である自分の芝居を継ぐ者を探してるのかなと思ったりして。


でも、演じる才能と教える才能、プロデュースも、全部違う才能だと思うから、山三さんには、自ら演じ続けてほしいし、せっかく創る立場にいるなら、その年代が輝く物語が観たい。


演る人も歳を重ねるかもしれないけど、観てる方もそうなんですもの。


自分の人生は、自分が主役だから!


どの年代に焦点をあてた物語があってもいい。


それも、決まりきったおじさん、おばさんじゃなく、だけど、重ねてきた歳月の機微が描かれてる作品。しかも、男性なら、ここからが1番力を発揮できる時じゃないですか。


世の中に譲らないことにしてるので、細々と言い続けたい。


とか思いながら、初日、SNSに流れてきた映像を見たら、凄い!


真剣!(真の剣✨)


で、当日、オープニング、みんなの剣舞


匠くんが正面でした。


すっかり面変わりして、眼光鋭く、丸い頬も削げて。この作品に対する想いを知る。


ただ、剣の素振りをしてるだけなのに、涙が滲む。


ごめん、匠くん🥹


と思いました。


刃鋼。


剣の持つ役割。

剣を作る人、剣を使う人。


刃鋼をめぐる物語。


悩み、苦しみ、汚れ、


けれども、刃鋼の持つ光を最後に感じて物語は終わりました。その汚れなき刃鋼が匠くんでした。


若いからできる。

意味が分かりました。


いずれ、翔太郎や蛇足のように血に汚れても。


新兵衛は、刃鋼を扱う人の魂だったのかなと思う。


だから、翔太郎も蛇足も、新兵衛を大切に見守ってきたのかもと。


小泉八雲や武士の娘

タケフナイフビレッジの最上階に祀られた刃鋼の神


しんと厳しく澄んだ

日本の精神を感じていました


若い主人公と歳を重ねて血に汚れてしまった剣士と、それを見つめ、刃鋼の良きも悪きも知りながら、よい刃鋼を(切れ的なことだけではなく、魂のこもった)うとうとした刀鍛冶の継承。


全てが、ちゃんと関わり合って、みんなが悩み苦しみながら生きてた。


それが嬉しくて、刃鋼を想う人々の想いに昇華されて、涙でじぶじぶなから、あったかい気持ちが残っています。



途中で、春のおどりに突入したので、なんか重なってるけど、とりあえず。も少し、書きたいから。