ラスト!


支配人。


サンエーさんの支配人は、いかにもいそうな支配人


ぴったりなでつけたセンター分けのポマードのピカピカ光る黒髪。


甲高い喋り方


いるいる〜

こんなヒト、知ってる


で、流れるように喋るのが、ナゴヤ座で前説してるサンエーさん☺️


だけど、他の登場人物の存在に意味を感じてしまったので、これが1番難しかった


支配人の意味


小心で、誰にも後ろ指さされない小屋にしたいと思ってるけど、力には負けざるを得ない。嫌がる明美を地元の議員につないで、だけど、自分のせいと言われたくない。シゲさんがいいって言ったんだからね。


でも、ヤクザがついてちゃ、イヤとは言えまい。


もう少し悲哀があるとよかったかなぁ。諦めというか、力に負ける弱さ。


サンエーさんのは、なにくそという強い怒りと悔しさ。


そのうち、世の中、変えちゃうね。

弥一郎だもん。


そう思うと、面白いね。


思い込んでる支配人像より若くて、それで見えないことってあったのかなあ。


あとは、ナゴヤ座のトラザさんとサンエーさんの関係がどうなるかというのを読んで、確かに、それはなんか生まれそうで面白いと思った。


お芝居として正しいかは分からないけど、観てみたかったな。私は、今回、それは分からなかったけど、ナゴヤ座の仲間とこのストリップ小屋の仲間。なんか、共通するシチュエーションだから、何かが見えたら面白かった気がする。


どんなものかは分からないけど。


でね、サンエーさんが、この作品で得たものをナゴヤ座ですぐやってみれるのが嬉しいと言ってて、やり方とかはそうかもしれないけど、時を重ねて、この作品がサンエーさんの根っこのどこかに小さな影響を与えてたら面白いなと思う。


時を重ね、他のことをしていても、何かが変わっていくのが好き。


同じ作品で感じれたら、なお面白いけどな。


たとえば、SAZENみたいに。


もし、支配人の存在に意義を見つけるとしたら、今のサンエーさんなら「正義」かもしれない。体制に飲まれて、自分の正義を貫けない諦めや悔しさも愛しいけど、サンエーさんの支配人は、世の中を変えれる。変えようとできる。まだ人生これからの支配人だった。