賑わいをみせるのは講堂。
講堂には、陶器を中心に多くの作家さんの小品などが集まる空間
となっています。中央の浅野 哲さんから順にご紹介して参ります。
このタイルを張り合わせたようにも思える作品が浅野 哲。
大きい花器から小さいおちょこまで、このテイストが揃っています。
作品全面にこの模様が敷きつめられています。
その完成度の高さから、浅野さんの丁寧な仕事が伝わってきます。
唯一のアクセサリーは、ガラスの福岡ひろみ。
福岡さん一押しの“元気が出る赤”は、くり返し
試行錯誤した結果得た赤。朱でもない、その
少し深い赤の色味は福岡さんならではの色。
身に着けると、気持ちを上げてくれるようです。
秋冬は、茶や緑もおすすめ。
どうぞ手に取ってみてください。
入口左の面白い壺は、森下真吾。
講堂に展示する立体では、一番大きい作品。
吾偶と名付けた生き物たち。
照明や花器など、施美時間に合わせた
シンゴさんらしい作品をご用意くださいました。
大きな土鍋も注目のひとつ。
こちらのドラゴンは、ストーブでお湯を沸かすと口から湯気が。そんな冬なら毎日が楽しい。
左奥には、佐藤ゆき。
自然からイメージした器の数々は、土色を活かした
やさしい風合いです。
その和む雰囲気に加え持ち具合も良く、
長く愛用できる佐藤さんの器たち。
作品の多くは、細かい線画が施されています。
楕円皿は、スタッフもお気に入り。
その隣には、古澤 彩。
動物や人をモチーフにした作品は「かわいい」
との声多し。陶芸家である古澤さんですが、
同じく木工の腕前も。今回は木の時計なども
展示しています。
この器で癒される日々。
こちらのカップはソーサーとのセット。
そして、小山陶海。
表情様々な焼き締めは、備前焼の小山さんの器。
作品の横には窯の様子などの写真も展示してあり、
作品ができる工程を垣間見ることができます。
焼き締めの赤い色が特徴的です。
器を中心に花器なども並んでいます。
講堂には、他にも参加作家の多くの作品を展示しています。
「施美時間」 残すところ、あと3日となりました。
11月3日(日)夕刻からは、馬頭琴・ホーミー&万華鏡映像のライブもあります!!
ライブ時はキャンドルライトアップもご覧いただけます☆
ささやかながら、神秘的な秋の夜をご用意して皆さまをお待ちしております。
施美時間は、11月4日まで。
鶴林寺は、9:00~17:00(入場は16:30まで)にご来場ください。
第二会場の松風ギャラリーは11月3日まで。
10:00~18:00となっております。
最後の連休、ぜひ施美時間をお楽しみください。