【東京代々木再び】ラオスフェスティバル | ★まる描いて地球★

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基本、メモ帳代わり(記録の為)にブログを立ち上げました★

その為、昔から溜めておいた古い記事や、改めて見つけた古い記事なども多くなりますが、時系列にエントリーは無理かな★


テーマはその都度増やすつもりです



 以前、代々木公園で行われたタイフェスティバル(5月17日(土))の様子を紹介した事が有ります

 タイフェスティバル



 実はその翌週、5月24日(土)と25日(日)には同じ代々木公園で、タイフェスより規模は小さめだったのですが、今度はラオスフェスティバルが開催されました



 一日目の24日(土)、私は2週連続で代々木公園に出掛ける事となりました



 ラオスは正式名「ラオス人民民主共和国」と言いまして、社会主義の農業国です

 ASEANに属すインドシナ半島の内陸国で、国土の殆ど(70%)が高原や山岳地帯となり、唯一肥沃な土地であるメコン川沿いはタイと国境を接している為か、紛争も含め(良くも悪くも)タイとは深い関係に有る様です



 歴史的には、フランスとの戦争を経て1949年にラオス王国(フランス連合内)として名目上独立

 その後、フランスとの条約により1953年に完全独立

 内戦も有りましたが、1975年末に王政を廃止してラオス人民民主共和国を樹立します


 最近は援助という形で中国の進出が著しく、中国との関係も良好な様です

 ただ、中国が何の理由も無く援助するなんて事はなく、対インド包囲網やラオスの鉱山資源の確保を推し進める為なのでしょう



 対して日本は、(ODAによってだと思います)以前からダムの建設等、インフラ整備の援助を行って来ていますし、更に今年になり(多分中国を警戒しての事か)戦略的パートナーシップ関係が結ばれたそうです

 また本ラオスフェスは2007年から始まり、目的は観光プロモーション活動が主体なのでしょうが、主催者には日本の教育関係者も携わっており、ラオスで小学校を建てる活動も同時に行っている様です








 日本とラオス(人民民主共和国)は今年、外交関係(国交)樹立60周年に成ります   

 上の写真は、確かその60周年を記念して作られたデザインなのですが、象と日の丸に桜で60を表した両国に相応しいデザインで、とても良いデザインではないでしょうか?(パクって劣化させる誰かのデザインとは大違いみたいな)


 象と聞いて、一般的に日本人が思い浮かべる国は多分タイだろうと思います

 しかしラオスにも象は居まして、今年2月には京都で「ラオス象のお披露目《ゾウの森》オープン式典」(京都市動物園)が開催されたとの事です

 またラオスでは、象乗り体験及び象使い講習も出来る様です





メインステージ

 タイフェスの時は、全員がタイ本国から来たアーティストの方々でしたが、ラオスフェスでは半々位の割合で、ラオス人及び日本人のアーティストの方がパフォーマンス等を行っていました


サテライトステージ





JMAS展示ブース

 地雷探知機と作業着です


 ラオスでは、内戦(多分)当時の地雷がまだかなり残っていて、現在も撤去作業を行っているそうです






飲食ブース

 ラオスの食べ物は、勿論特有な物も有るとは思いますが、大体タイと似ている感じがします







会場の様子

 やはり、タイフェスよりは人出・規模は小さくなってしまいますが、これは国情や日本での知名度を考えれば致し方ないのかも知れません


 しかし、回を重ねていく事によりきっと、来年以降もっと盛り上がって行く事でしょう




〈おわり〉