#ハイキュープラス
#月島プラス
月島くんと彼女ちゃんのお話
※彼女目線
今日は彼の誕生日。
プレゼントを渡そうとするけれど…
『月島くん!』
『おーーい』
『待ってよー』
聞こえてないのか彼は知らんぷり。
『うーん…ガン無視かぁ…』
別に無視されるのは今に始まったことじゃない。友達には「付き合ってるの!?」って心配されちゃうレベルで私たちは冷めてる。
でもそれが苦っていうわけではなくて。
そういうとこもクールでかっこいいって思えちゃうから恋する乙女って本当に盲目。
なんて思いつつ何度も呼びかけたけど、やっぱり反応はなくて。
『うーん…どうしようか。放課後になっちゃったよ。』
なんて呟きながらもうすでに誰もいなくなってるであろう教室を開けると
『あれ…?月島くん?何でここに?』
「…てか」
また無視ですか、そうですか。
でも今はヘッドホンつけてないから聞こえてるよね?ね?
暫く続く沈黙。
先に口を開いたのは彼の方で。
「ねぇ。」
『えっ、あ、はいっ!』
「今日1日何なの。ウロチョロされるの嫌いなんだけど。」
『……嫌い…』
ヤバイ。いくら無視されても平気だけど、嫌いっていう言葉だけは……
ーーーポタッーーー
あー…ダメだな、私。泣いちゃうなんて。
「……」
月島くん困ってるじゃん。
「ん。」
突然月島くんから差し出された手
『え?』
これはどういうことなんだろうか。
なんて、悶々と考えてると彼の口から吐かれる溜息。
「だから、渡したい物があるんデショ。」
『あ、うん…
えっと…お、お誕生日おめでとうございます…』
パッとプレゼントを受け取った彼の手は、そのまま私の手を掴んだ。
『!?』
そして彼は小さな声で呟いた。
「ありがとう」と。
ねぇ、月島くん。君は意地悪したりするし、ぶっきらぼうだし。いつまでたっても私は君の考えが理解できないけど。
でもね…
『(あ……耳まで真っ赤だ…)』
でもね、そんなとこも大好きだよ。
お誕生日おめでとう、月島くん。
『どういたしましてー!!』
これからも大好きです。
