中性子線は
通常の生活環境においては発生しません。
よって、核分裂(核融合も)反応が起きた時のみ
検出されるものです。

エネルギーが高いと人体を通過します。
通過すると言っても無害ではありません。
これはγ線やX線も同様です。

ただ、エネルギーによっては
中性子が人体に取り込まれる場合もあります。
一番分かり易いのは
人体中のナトリウムに取り込まれる場合です。

ナトリウムは
ナトリウム23のみ自然に存在しています。
元々、中性子を捕獲しにくい性質ですが
ごくごく微量、中性子1個を捕獲して
ナトリウム24になります。

ナトリウム24は、半減期15時間で
マグネシウム24に壊変し、安定しますが、
壊変時にβ線とγ線を放射します。

JCO臨界事故にて
血液検査を行った結果、
ナトリウム24が検出されています。

今のところ、ナトリウム24の健康被害は
報告されていませんが
だからといって影響無いとは
断言出来ないと思います。

チェルノブイリにおいては
セシウム137によって筋肉腫瘍が出来た等の
医療報告は、まだありません。
だからといって影響無いとは
まだ断言出来ません。