御崎大神社
御崎大神社入口
鳥居
八ヶ獄山麓集団入植記念碑
境内様子
拝殿
祠
社務所
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御崎大神社
祭神は、天照大日霊尊(天照皇大神、あまてらすおお ひめのみこと)・別雷命(わけいかずちのみこと)・保食命(うけもちのみこと)三柱の神です。 この御崎大神社は、もと北巨摩郡江草村(現須玉町)に鎮座した神社です。 昭和十三年(一九三八年) 東京都(当時は市)が住民の
水源として小河内ダム(現奥多摩湖)を建設することに より、湖底に沈むことになった北都留郡丹波山村、小菅村の二十八戸は故郷を追われ、不毛の原野であったこの 地に開墾の鍬をおろしました。
苦しく困難な開墾作業のあけくれに、開拓者は心の支えとして神社の建立を願いました。 当時八ヶ岳開墾事務所長安池興男氏(故人・静岡市) は山梨県庁社事兵事課に調査を依頼し、廃社状態にあ った、伊勢大神宮に縁を持つこの御崎大神社を発見、地 元関係者の承諾を得て遷座することになりました。
昭和十四年十一月一日、青柳金重、岡部清晴両氏を中心 にて運搬、石碑を開墾地中央部のこの岡に奉安置し たのがこの神社の起こりです。
春の例祭は四月十七日、前記開拓者がこの地に入植し 最初の日を記念して定められた日で、力を合わせて 困難にたち向かうことを誓い乍ら豊作や家内安全、商
売繁昌等を祈願します。
秋の例祭は九月十五日、収穫と繁栄を祝い喜び 謝をこめて賑やかな祭が行われています。













