リラで、争いを求める意識グループと
共存が無理だと悟った光のグループは
ティヤマトで暮らし始めました。
ティヤマトに移ったあと、
リラに残った光系譜が肉体の開発に成功し
その技術を伝授してもらって
(シリウスにも伝授された)
ティヤマトでも、肉体が創られるようになりました。
光系譜の肉体は、
それぞれの魂に合わせて
手間をかけて、とても丁寧に創られたので、
ティヤマト文明初期には、希少なものでしたが
時が経つにつれて、
多くの存在が肉体をもてるようになり、
後期には、誰もが肉体をもつようになりました。
その歴史の中で、肉体が
惑星の磁場に適応していないと感じたリラ人は、
ティヤマトで平和的に共存していた
惑星由来の類人猿から、
自分たちの肉体を環境いより適応させるための遺伝子を
少量、自分達に組み込み、
何世代もかけて、より惑星の磁場に適応した肉体を持てるように
なっていきました。
さて、実は、光のグループがティヤマトに行ったのをみて
そのグループに参加するよう「声をかけてもらえなかった」
ことを恨めしく思っていた闇のグループが、
光のグループを追いかけてティヤマトに到来していました。
そして、ティヤマトの類人猿に、自分達の
闇系譜の遺伝子を組み込むことで、
新しい肉体を創造しようと試みが行われていました。
彼らは、光系譜のリーダーの子ども達の遺伝子を
これらに組み込むことで、
より良い形質の肉体を創造できると
光系譜のリーダーに提案をしました。
このとき、初めて
光のグループは、
「平和を取り戻すために意識を進化させる」
という目的で来ている自分達とは
全く異質のグループが
ティヤマトに来ていることを知ります。
このグループは
「なぜ、ティヤマトに来たのか?」
「自分の子ども達の遺伝子をつかって
一体、何をしようとしているのか?」
「何を企んでいるのか?」
疑いをもった光のグループは、
当然、子どもの遺伝子を彼らに渡すことは拒否しました。
しかし、遺伝子を渡すことを拒否したことが
闇のグループの怒りをかい、
ティヤマトという故郷が再び攻撃することになります。
折しも隕石がティヤマトに衝突するタイミングが迫っていたため
そのタイミングに合わせるようにカモフラージュして
ヴェガの宇宙船からビームが撃ち込まれ
ティヤマト惑星は崩壊。
この攻撃を読んでいた光のグループは、
ぎりぎり、子ども達を含めた少数で
宇宙船で避難することに成功します。
このような経緯から
ティヤマト人は、今度こそ
「争いから離れ、まったく新しい文明を築きたい」
と強く願いながら、広大な範囲の宇宙を探索し、
新しい故郷となる惑星を探すことになります。
こうして、次の移住先として見つけられたのが
プレアデスとして知られる、
若くて青い散開星団(恒星の集団の一種)だったのです。
(プレアデス星団を選んだのは、
既にリラ人が入植している惑星があったことも
理由の一つだった。)
さて、破壊されたティヤマトは、
ティヤマトよりも小さいが比較的大きな塊と
崩壊して砕け散った破片が太陽の周りの公転
を続けています。
それが、いまの地球と、小惑星帯の小惑星たち
というわけです。
つづく
