♪さぁ行くんだ~、その顔を上~げて~♪

 

 
鉄郎とメーテルは
アンドロメダ目指して銀河鉄道999に乗り込んだが、
私はフィレンツェを目指して
イタリア新幹線イタロに乗り込んだ。。。
 
定刻通りにミラノを出発。
個室コンパートメントの中は快適快適(*´-`)
大きな窓から見える景色は動く絵画を眺めているようだ。
すれ違う電車はどれもみなカラー・デザインが独特で乗り物好き(のりものずき)としてはテンションあがりっぱなしで居眠りなんてしていられない。
時おり通過する小さな駅ではスピードダウン、各駅停車を待つ住民が見える。なんとなく若い女性が多いのは気のせいだろうか。
 
(ムーミンのテーマで)
♪ねぇ、住民、こっち向いて♪ 

 
 
   新幹線後ろ   新幹線真ん中  新幹線真ん中  新幹線真ん中  新幹線真ん中  新幹線真ん中 
 
ムーミンというと前記事で
フローレンノンノンがフローレンになった件について、全国から問い合わせが殺到したので(一件だけだけど)解説しておこう。
ムーミンはテレビで大きく3回に分けて放映されている。
初回はノンノンだ。
元々原作で彼女は"スノークスノーク
(ノンノンのお兄さん)のお嬢さん"と呼ばれていて
固有名刺はなかったが、
それでは子供達に分かりにくいし、
尺もかさ張ったりして
色々と面倒なので制作スタッフの
身内のアダ名を付けたということらしい。
 
 ちと細かくなるがノンノンに限らず原作では登場キャラに固有の名前はなくて、主人公のムーミンも大人になったらムーミンパパムーミンパパになり、お嫁さんはムーミンママムーミンママになるという感じで、その家の立場によって呼称があって世襲姓みたいな感じで呼ばれている。
では双子が産まれたりしたらどんな風に呼ばれるのだろう。
ムーミン一郎、二郎?、それともパーマンみたいにムーミン1号ムーミン2号だろうか。
ムーミンオスギ&ムーミンピーコという路線も考えられるが芸風が違うのでそれはないだろう。
 

 
そんなわけで日本で名付けられたノンノンだが2回目の放映ではフローレンとなった。
良い子のみんなはムーミンの元カノがノンノンで、
今カノがフローレンになったのだな、
なかなかやるなムーミンと思ったかもしれないが、
彼女は同一人物である。あ、いや人物でなく同一ムーミン?違うな、妖精?……なんだろ?……。とにかく同じお嬢さんだ。
  ニョロニョロ  ニョロニョロ  ニョロニョロ  ニョロニョロ  ニョロニョロ  ニョロニョロ  ニョロニョロ
では何故、改名したかというと風水でも選挙に出る為でもなく、どうも原作者のトーベヤンソンさんがノンノンという名前はお気に召さなかったようで、公認のお墨付きを頂くために改名を余儀なくされたらしい。
ノンノン=ノーノーということで否定的であまりよろしくない表現。更に「non,non」≒「ダメよ~。ダメダメ」と古いギャグみたいでダサいわよと注文が入って(うそ)スウェーデン語のマドモアゼル≒frokenドイツ語でお嬢さんを意味するフローレン、ちょうどお花の都のフローレンスのイメージも可愛く重なるということでめでたくフローレンになったということである。
 

 
でもね、チコちゃんは知っている。
日本にはnon・noという可愛い響きの女性誌が、ある。そのネーミングはアイヌ語の"花"からきている。つまりノンノンだってこじつければ日本では"花"の意味があるわけで、そのまま続けさせて頂いてもよろしかったのではないでしょうか。
 
     昭和なファンとしてはノンノン推しf(^_^)
 
因みにJJは女性自身の頭文字、an・anはロシアのパンダの名前からで、TOTOはバンドメンバーが日本に来たときにトイレに入ると何処でもTOTOと書いてあったのをみてバンド名にしたという都市伝説がある。
*ネーミングの由来に就いては諸説あります
 
<つづく>
 
ではでは パー
 
赤ワイン  白ワイン  赤ワイン  白ワイン  赤ワイン  白ワイン  赤ワイン  白ワイン 赤ワイン  白ワイン
 
ps.イタロの個室というと、ブルジュアなイメージがありますが、ネットで購入すると日本の新幹線よりも安かったりするのです。荷物の盗難の心配もないし駅にはラウンジがあって休憩出来たり軽食とれたりと安心なのでお勧めです。