先月、宮城県へ行ってきた。
なぜ行くことになったのか？
それは当社が運営するリバイトでは、東北への義援金を送ることができるから。
恥ずかしい話、今までは被災地の現状もほとんどわからず、ぼやけたままでユーザー様からの義援金を届けていた。
昨年に母校の講演で一緒になったK先輩が、ピースボート災害ボランティアセンターで働いていて、ずっと石巻に住んでいるということを知った。
その時お話したのは初めてだったが、facebookでやりとりしている内に、「被災地を知って、今どんな課題があるか理解し、目的をもったほうがいい。」とアドバイスをいただいた。
そして、ピースボート石巻に向かうことに！
当社の東京オフィスがある新宿から始発に乗り、まずは大宮まで。そして大宮から新幹線に乗ると、あっという間に仙台駅に到着。
仙台駅は思っている何倍も都会。そして人が多い！
そこから車で約1時間。石巻市に入る。ここまでの道では、ほんのわずか仮設住宅を見たものの、そこまでは震災の跡は見られなかった。
ピースボート石巻に到着。
K先輩と再会！そして他のスタッフさんにも温かく迎えていただき、感謝。
さっそく車に乗り込み、石巻市の日和山へ。ここは3・11に多くの人が避難した標高56.4ｍの山。山の向こうに見えたのは南浜町。絶句した。以前の写真が貼られてあるが、そこにいた地元の方が言った通り「街がなくなった」
実際に車で南浜町へ下り、学校を通る。窓ガラスがすべてなく、被害の大きさを物語る。
私たちは、本当に何も知らなかったんだ。支援しているつもりになっているだけだった。
自分たちの無責任さを痛感した。
<続く>