世の中捨てたもんじゃない | akippa社長ブログ

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$20代 社長 ギャラクシーのジャイアントキリング


当社で運営している『リバイト』というアルバイト求人サイトがある。

ポイントは3つ。

求人企業は無料で掲載できて、採用があってから初めて料金が発生する成果料金型となっている。

応募者は採用されると5,000円の採用祝い金を受け取る事ができる。

紹介者は、facebookなどで誰かにリバイトを紹介して、その人が採用されると『紹介者』も5,000円の紹介料を受け取る事ができる。


そういうものです。

「求人企業がだまっていたら採用があっても分からないのではないか?」と思う人もいるかもしれないが、そのあたりはシステムと様々な施策でわかるようになっている。

だから求人企業が応募者に「5,000円は当社からあげるからリバイトには言わないで黙っておいて」と言ってもこちらではほとんどわかる。

求人企業からすれば成果料金よりだいぶ安く済む5,000円で人が採用できたら、かなり得なので気持ちはわからないでもないが、契約違反であり、人として企業としてやってはいけないことだと思う。

いろいろな人がいて、いろいろな企業があるなと思う。




それでも嬉しい気持ちになることもたくさんある。

実は『応募者』が採用されるともらえる5,000円と、『紹介者』がもらえる紹介料5,000円は、自分でもらうことも可能だけど、リバイトを通じて東北に義援金として全額寄付することも選択できる。

そんな中、東北に義援金として全額寄付する人が予想以上に多くいるという事実は、とても嬉しい気持ちになる。

あくまでもリバイトは、応募者さんや紹介者さんの気持ちを仲介して届けているだけだ。

それでもそういった心が通う光景を見ることができて「世の中捨てたもんじゃないな」と思う。

もちろん自分でもらって何かを買うことで消費を活性化できたり、少しでも豊かになったりできるので、自分でもらうことを選択するのも大賛成。リバイトとしてはどちらかの選択を推奨することはない。




社会に出たら、いやな気持ちになることもある。でも嬉しい気持ちになることもある。

みんなのそのバランスがほんの少しだけでも、嬉しい気持ちのほうに傾いたら、もっと幸せになれると思う。

そんなことをわりと真剣に思っている。






@galaxyceo