故事ことわざ辞典に記載されてるとは
知りませんでしたが、怖いものの代名詞。
「親父」がオチになっているのが時代をあらわしてますね。

家族が落語好きだったこともあって、
私は年齢のわりにはそういう言葉を
知っているほうだと思ってたけど、
「大鵬死去」
のニュースで喉元まで出掛かっては
どうしても思い出せない言葉がありました。

母は「わからない」と言ったけど、
父は即答。
巨人・大鵬・玉子焼き
そうそう!それそれ!
圧倒的な強さを誇っていた読売巨人軍と大鵬、
そして子供が大好きな卵焼きとあわせて、
当時の子供が好きなもの
をあらわしている言葉だと思ってました。

でも、巨人と大鵬と
値段が安定していた経済学的に優等生の卵とを
堺屋太一氏が言った言葉なんですねー。

知らなかった。
なんか年代が昭和の昔に戻っちゃいましたが、
私の年代や今の年代って
そういう総称っていうか、
国民全体がうなずけるものってなくなった気がしますね。
国民の代表選手みたいなもの。
たまーのオリンピックなどで盛り上がる以外は
みんな個々に好きなものを楽しむって感じで。

娯楽が増えたことを喜ぶべきなのかな。
それとも日本が世界に誇れる「和を以て貴しとなす」が
乱れつつあるのの証だったり?!
聖徳太子は今の時代に何を思うでしょうねー
「大鵬死去」参考ニュース記事:
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130120/mrt13012021550008-n1.htm
故事ことわざ辞典「地震雷火事親父」:
http://kotowaza-allguide.com/si/jishinkaminarikajioyaji.html
大鵬氏のご冥福をお祈り申し上げます。