着物作家(?っていうのかな)の美術館です。
私一人だったら入らなかったかも、な場所です。

和風の家屋なのかと思ったら、
全然違って、バリ風?スペイン風?
なんだか不思議な空間が始まります。

滝の音がする前庭はかなり素敵で、
涼しいし、しばらくそこで過ごしたくなりました。

奥の木造の本館?と、
前にあるこの白い新館の違いにビックリ。
ちょっとグエル公園(スペイン)っぽいし。

中の作品は撮影禁止でしたが、
1つ1つの作品がお着物とは思えない芸術作品で
本当にビックリしました。
富士山の模様とか凄いの!

1つ1つ糸でしばって模様をつけたりする作業を
最低でも1年やらないと1つのお着物にならないとか。

スッゴイなぁ。
この美術館、資金難で破産してダメになったときに
以前から一竹の作品に感銘をうけたロシアの人が
作品が散逸しては悲しいといって支援して残ったそうです。

作品の1つ1つ、解説を読みながらみて、
本当に感激しました。ロシアの人、ありがとうって感じです。

そうそう、作品の1つに
鷹だか鷲だかが3匹いるらしいのですが、
どうしても見つけられず、館内の係員にきいたら、
「僕たちも知らないんです」ですって(笑)
一竹先生は誰にも真実を言わずに亡くなったとか。
そんなエピソードも面白かったです。

ホント、どれが鳥だったのかなぁ?!