足利事件で持ち切りですよね。

無実をうったえつづけて、
やっと釈放され、気づくと17年ですか。

他の事件で無罪になった人が
年金受給の資格回復を求めていることも
ニュースで知りました。
人間のやることだから、
そこに悪意が全くなかったとしても、
間違うことはあると思います。
で、間違ってしまったらどうするか?
日本はそのあたりが弱いですね。
間違ったことを隠したくなる体質というか、
そういう社会のしくみになってるみたい。

さて、今回、無罪とわかったら、まず刑事補償で、
抑留・拘禁 1日
1,000円以上12,500円以下の範囲内
とあるようですが、
今回はどの程度になるんだろう。

っていうか、お金でどうこうってことでも
ないような気もしますよね~。
いや、もちろん生活費や慰謝料のようなものは
絶対に必要だというのはわかりますけど、
人として「謝罪」が欲しくなるもの。
ああ、でも、
たとえば痴漢と間違われた人が無罪となっても、
疑われた時点で職業を失ったり、
弁護士費用などで貯金つかっちゃってたりで、
補償範囲内のお金もらっても、
もう元の生活には戻れなそうですよね。
謝罪がどうのこうのの次元をこえちゃうかも。

えん罪ってホントにこわいな。

傷ついた被害者やその家族もツライだろうし。

根本解決は、
この世から「犯罪がなくなる」ってことなんでしょうね。
無理か?