皆さん、どうだったんでしょう?
面白かったですか?

小説を読んだ人間としては、
誰が犯人なのかわかっていたので、
なんかいまいち自分でも、
面白かったのか、なんなのか、
整理がつかない感じです。

最後までちゃんとクドカンワールド貫いてて、
すごい本をかく人だなーって改めて尊敬したけど、
なんか面白かったのか自分ではっきりわかってない感じ。
見終わって、「ん?」って思って、
もう一度、録画したものを見てしまいました。
それでもなんかまだするっと入ってこない。
でも、二宮和也くんの演技はひかってましたね。
それだけは確かです。
ハリウッド進出したときに、
正直「なんで?」って思ったんだけど、
なんかわかった気がしました。

さて、まだ見てない人はここから読まないでね。
どーしても最後にもやもやしちゃうんですけど、
しーちゃんはあの家に嫁いでいいの?

私が「人を許すこと」が苦手だからかもしれないけど、
戸神のお父さんが事件のときすぐに警察にいっていたら、
そーじゃなくっても、もっと早くあの傘を提出してたら、
あの3人はあんなに苦しまなくて済んだわけですよね。
その上、お父さんのレシピで店を大きくしてお金持ちになってて。
罪の意識にさいなまれようがなんだろうが、
あんなやつが義理のお父さんでいいわけ?

そこがもうすんごく嫌。

まー、息子(しーちゃんの彼)がいいやつだからいいんだろうけど、
でもなんかもやもやしちゃうんですよね。
ま、あらすじの問題なんですけどね。
