アメリカでのハロウィンの悲劇として話題となった、
留学生が「フリーズ」という言葉を知らなかったために、
銃撃されたという事件。
「フリーズ」を知らなかったせいで。
と日本でも報道が続き、私も、
番組中に綾戸さんがいっていたように、
アメリカに留学するのに「危険・緊急時」の英語を
おぼえていなかったのには、
問題があるなーと思ってしまっていました。
でも、番組でディティールを知り、
一部報道だけで全てを知ったつもりになっていた
という事実に打ちのめされました。
そうならないでいようと思っていたのにバカですねー、私。
当時、報道では「フリーズ」といったのに、
向かってきたので発砲とされていて、発砲した人を擁護していました。
でも、
・発砲した人は普段から敷地にはいった犬や猫に発砲していた
・発砲した人はお酒を飲んでいた
・妻の前の夫が子供に会いにくるのをうとましく思っていて、
留学生が来た時間が元夫の訪問可能な時間と一致していた。
・その元夫をに殺意をいだいていた
などなど、民事裁判でそんなことが明らかになっていったそうです。
刑事で発砲した人が無罪になった証拠も民事ではくつがえされ、
また、刑事裁判を陪審員制度でおこなった街は、
人種差別のはげしい地域で、白人優位の裁判が行われるところだった、
などなど・・・聞けば聞くほど知らないことだらけでした。
アメリカで民事裁判を行ったご両親は凄く大変だったことでしょう。
いまでは彼が亡くなった日は、
アメリカで「銃について考える日」として運動が広がっているようでした。
ご冥福をお祈りするとともに、
一部報道に踊らされた自分を猛省します。