オススメ度:★★★☆☆
安藤サクラなので観てみた。
最初はけだるーい雰囲気でたらーっと観てたんだけど、途中からぐいぐい引き込まれた。
"和製女版ロッキー"らしいです。
あらすじ
仕事もせず、実家に引きこもり自堕落な生活を送っている一子(安藤サクラ)。
ある日実家を追い出され、仕方なく深夜の百円ショップで働き始める。
そんな中、近くのボクシングジムで練習をするボクサー、狩野(新井浩文)に目を奪われる。
狩野からチケットを渡された試合を見に行ってみると、それは狩野の引退試合だった。
本気で殴り合って、試合が終わればお互いを讃える、そんなボクシングに心を奪われた
一子は、ボクシングを始める。
自暴自棄となっていた狩野は、やがて一子と暮らし始めるが、それも長くは続かず。
一子は、ボクシングで"勝つ"ことを誓う。
怠けものでどうしようもなかった一子が、家を追い出され、散々な目にあい、一時幸せを手にしたと思えた恋に破れて、スイッチが入る。かちっと音がしたように。
ボクシングを極めるうちに、ぼってりとしていた身体も顔つきもみるみる引き締まっていき、どんどんどんどん強くなる。
その過程を一子の外見の変化も含めて演じきった安藤サクラがただただ見事だと思った。
一見の価値ありです。
何より、見終わったあとに、よくわからないけどやる気がみなぎってきた。
うおおおおおおお!って。やる気の方向はわからないんだけど、うおおおおってなります。
図らずもこれはロッキーを見たあとと同じ感情。
(そもそもロッキーも、友達がやる気とか元気を出したいときに観るっていってたから観てみた)
余談ですが、「や・す・い!や・す・い!〜」っていう百均の店内で流れる曲が頭から離れなくなってしまった笑
次の一本はもちろん「ロッキー」で。
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