6000円台だったこのブルーレイの廉価版は2300円ほどになったがディスクの内容はほぼ同じで監督のコメンタリーほか特典映像もしっかり入っている。ディスクの中身は同じものだと推測。
 
ユナイト映画という言葉もマークももはや懐かしいものになってしまった。
 
ジェームス・カーンも亡くなった。
まさに70年代の肉体派アクション俳優であった。
「フリービーとビーン大乱戦」だとか、「キラーエリート」「サイレントムービー」はもちろん、「ゴッドファーザー」ですぐにぶちぐれる兄貴は恐怖を感じそのまま同じような役をテレビドラマでもやっていたなあ。自分が好きなのは「遠すぎた橋」の軍曹とこの「ローラーボール」のジョナサンE役。今見るとチーム東京の描写にはいささか嫌悪感をおぼえ怒りまで感じるがまー映画は作り物なので。
 
「遠すぎた橋」と「ローラーボール」に関して書けばホームシアターで観たい作品なのである。
ちなみに遠すぎた橋は35mmシネスコだが70mm作品のローラーボールはヴィスタサイズである。(スクリーン両サイドは何も映らないので昔は黒いカーテンが余ったスクリーン部分を隠すように自動で設定されていた=渋谷パンテオンなど)
70mm作品でもヴィスタサイズ作品はあって、有名なのがET。画面サイズをだれがいつ決めるのかは不明だが脚本や絵コンテの時点では映る範囲がわかるから既に決まっているものと思われる。
 
自分は70mm作品はできればシネスコサイズで撮ってもらいたい派だ。