アリゲーターは2023年にシネマート新宿にて4K版が公開された映画ではあるがその内容はいたってシンプルでわかりやすすぎてなにか特別なものがあるとは言えない作品であった。(もちろんみては観たいが行かなかった)
自分にとってはつまらない部類であった。
 
 
この2本立ては横須賀劇場で(地方は基本この組み合わせで双方ともに東宝東和配給作品だった)みており、もちろんメイン作はTVCMをビシバシ売っていたアリゲーターである、マルホランドランは先に上映するB面だった(基本B面から上映する)
 
 
日比谷映画の文字が見にくいがマルホランドランは銀座では日比谷映画での上映となりアリゲーターがやや小型のシネマ1での上映であった。
アリゲーターのほうが特殊サウンド上映で人気があったのでこの作品を日比谷映画で上映すべきだったと我々は思うが、いろいろな事情でそうならなかったのだろう。
 
このころは有楽町で映画を見たついでに初日かその2日目の日曜までで日比谷映画でパンフのみを購入すると基本館名入りが買えたのでみていないのだが2週間以降に横須賀劇場で観たときに同じものを同じ値段で購入するのならば館名入りがいいので買っていた。このころはそこで観ていなくてもあとで勘違いしないようにノートをつけていたのであった。
 
この日比谷映画のパンフは黒地のときの印刷色が銀の文字で日比谷映画と印刷されることが多く白地の時は黒い文字であったがなぜかこのマルホランドでは黒字に黒文字で不鮮明である。発注時に間違えたのか、印刷屋も気付きそうなものだが。読めない文字を印刷することに意味がない。
 
どこまでもダメ作品であった。
 
しかし1回の上映で1200名以上入る劇場であり見るまでその作品性はわからないのであって、パンフは混まないうちに鑑賞前に購入する人も多く、おそらく館名入りの文字は20000部(満席で20回分)くらいは印刷しているものと思われる。(おそらく配給元から仕入れて日比谷映画が自分らの下請けで印刷していたのではないかと思われる)
大体2週目にパンフを買いに行ってももう館名は入っていないことが多かったからそこからの推測である。
 
マルホランドランの売りはクラッシックカーでレースするという内容でデニスホッパーが出ているというのが最大の売りであり、ほぼほぼ内容は覚えていない。
自分がつまらないと思う作品の上位2位にいる作品である。