なぜか最初の画面から進まなくなってしまったディスク、仕方がないので新しく買いなおすと大丈夫だったので
デッキの問題ではなかったんだな。
この映画には特別な思いがあり最初にコングが登場する、ものすごい人数の黒人のエキストラがジェシカラングをいけにえにコングに差し出すシーンが本当に好きなので時々そこだけを見ていたのだ。(サントラ盤もこのシーンの音楽)
 
だからないと困るのだ。
そのシーンが好きな理由は1つで「すごくハリウッド映画的」だと思うからである。「十戒」「クレオパトラ」なんかもそれににたシーンがあるが、他の国の映画にはないというかできない映像である。(自分の言う主観的なハリウッド的なものとは多数の実物の人間と本当に大きな屋外セットや作り物を作って撮影するさまでそこには有名俳優が映っていなければならない)
 

自分的にはこのギラーミンの1976版が好きなのであり、ギラーミン作品は本作と「タワーリングインフェルノ」「ナイル殺人事件」の3本が特に好きであるが
最近思い出したもう一本が「ハイジャック」だ。これはヴェトナム帰りの陸軍軍曹役のジェームス・ブローリンが
手榴弾をもってジャンボジェットに乗ってきた(いまじゃ無理)という話でいまでいうとPTSDのような人だろう。邦画でも大坂志郎主演の「硫黄島」も一緒だと思われる。2本とも何度も見たなあ。
 
この作品「キングコング」にどんな思い入れがあるのかというと
自分が最初に劇場で見たスペクタクル映画なので、こんなにすごい映画があるのか!と本当にそう思った(なかなかそこまではない)のであって、
本作はブルーレイ発売までなぜかソフトが出ず、劇場で観たのは中1のときに横須賀劇場で「キングコング」「がんばれベアーズ」と2本立てが1回目で2度目はフィルムセンターの2階の大劇場で35ミリで見たのが2回目。(本作は35ミリ映画なのだが2は70ミリ作品である。)それだけだ。
本作は2番館でたまにかかってはいたと思うがこれほどのヒット大作なのに1回もリバイバル上映はされていないのだ。
 
 
 
「ディアハンター」などは松竹、東宝でもなんどもリバイバル公開されているのにねえ。