1983年1月28日読売夕刊

 

「フライングハイ」の大ヒットで(こちらは松竹洋画系で地方ではマックイーンのハンターと2本立て、都心では東急レックス、渋谷東急、丸の内東映パラスなどで公開だった)2は東宝系が射止めたようであり2のヒットを祈願して超大型スクリーンの日比谷スカラ座を旗館としてロードショーしたがヒットにはつながらず。

1は笑い転げたが2はいまいちだった。往年のTVスターが多数出てアダム12のケントマッコードも出た。警察パトカーパトロールのお話で毎回30分で結構面白い。マーティンミルナーが主役。パトロールに行く前にマッコードが自販機でチョコレートを買うのだが

こういうシーンを見てアメリカじゃパトロール前にチョコを買って食いながら仕事できるのか?などと思ったが米国では問題意識のあてがう部分がそういうどうでもいい部分じゃないということだなあ。日本人はそういうことが乱れにつながるからダメ―というんだよな。学校での髪型とかもそうだが。

 

相鉄映画では1日6回上映と。映写技師も大変だなあ。

日比谷とかは1回目の始まりが遅かったんだ。11時からだもの。

まーそんな早くから銀座に見に来る人は当時いなかったということか。住んでいる人ほぼいないし。

 

右の「少林寺への道」も「悪漢探偵」も3本とも全部見たなあ。

この2本の内容はほぼ覚えていない。悪漢の主役のおっさんのギャグが字幕からは全く面白い要素なしだった(本当は面白いんだろうけど)少林寺への道も松竹邦画系でやった少林寺三十六房(

偶然だが富岳三十六景も36だ=実際には46枚あるが)のほうが明らかに面白いと思った記憶あり。