1987年4月24日 読売

「ベッドタイムアイズ」という樋口可南子主演の邦画である。

この映画は横須賀市内の長浦港という場所で最初のシーンは撮影されている。

冒頭黒人青年が自転車で暗いトンネルを走るシーンは安針塚駅方面からずっと海のほうに来ると

けっこう危ない歩道なしの長めのトンネルがあるのだ。そこで撮っているが暗すぎてここは危ない。今はLEDかもだが、電気も少ないし。車は結構スピード出すし。そもそも相模運輸という会社の倉庫がある場所で映画の撮影にはよく使われているが、人通りはほぼない場所である。昔は釣りびととかもなかにはいって釣っていたが今はもうはいれない。自分も横須賀在住の頃はここで天然海水を汲んで家の海水魚水槽の水をかえていた。

 

 

映画は黒人青年と日本人女性の恋愛もので場所の設定は横須賀ということになっている。

米軍関係者という設定だがどうもそういう感じのない青年であった。

なんでも撮影前に2人とものエイズ検査を受けてからの撮影というのが話題であったが地元横須賀では公開されず、広告によるとこの2館のみ上映だったらしいなあ。横浜西口名画座は一度も入らず閉館してしまったがかなり最後まで残っていた。たしか和ものピンク映画館だったように思う。

ミー坊はこれは結局ビデオで見たと思う。

 

この単館系映画で篠山紀信の写真集を出せて商売になっていた時代には驚く。

 

神代(くましろ)監督作品だか今一つエロくなかった。

 

 

最近新宿Ksシネマ(昔の昭和館のあった場所にあるビルの3F)でやっている

「Yokosuka1953」というドキュメンタリー(木川剛志 監督=どこぞの国立大学の教授先生らしい

TVでドキュメンタリーをみたが監督の研究室か家の本棚に エドワード・サイードのオリエンタリズムという本があったがこれは東洋と西洋の関係性を学ぶ必読書なのだ。ミー坊も読んでいる。)も横須賀ヒューマックスでこそやったらいいのにと思うがこれもまた新宿でしか上映してないんだよね。(ってか、横須賀ヒューマックスですらかけてくれないんだろうなあ。横須賀市民は地元愛が強いからやればそこそこ、はいるとおもうけどなあ。駄目だったのかな。)林とか武山、安浦とか出てくる。この監督は関西人のようだが応援したい。劇場版も見たいなあ。

日米ハーフの木川洋子さん=米国名がたしか、バーバラ・マウントキャッスルさん。の母親がどんな人だったかを当時の武山に住んでいた人に聞いて歩く話でマウントキャッスルさんも娘と息子を携えて米国からやってくる(お金は監督のクラウドファンディング)5歳までいたが日本語は全くわからない。