●1966年の作品だが1976年と1979年6月にもテアトル東京でリバイバル公開されてるものすごい映画である。
これをIMAX化するという案はとっくにあるだろうな。
 
下のパンフは1976年のリバイバル時のものの新品を銀座ロキシーの上にあった松竹シネサロンで¥350で購入。
(基本松竹シネサロンは松竹映画のパンフのみを扱っているのだがなぜか東宝の天地創造はあったのだ)
ちなみに自分はこの作品を劇場で見たことはない。
 
テアトル東京ではきっとミッション系の中高生の学校で見せる需要でみんなバスで1日仕事でいったそうな。
はっきりと思えていないがテアトル東京の劇場の前にバスが2台くらい停められそうなスペースが
あったようななかったような。(ソテツは必要なのかなと思ったが)劇場入り口の前にあったタイル張りの広いスペースは
学生たちを待機させるために必要な場所だったに違いない。
 
横須賀人であるうちの姉の一人は関東学院六浦というミッション系私立校に高校まで行っていたので
小学校中学校高校で年に2回ほど観光バスで金沢八景からテアトル東京に行き
この手の史劇を見ていてそれで知ったことも多いという。(姉はもちろんクリスチャンでもなんでもない)
横浜も超えてテアトル東京までくるというのはやっぱりそれなりの理由があったんだろう。
 
 
 
原題はザ バイボー(バイブル) イン ザ ビギニング
日本語だと
旧約聖書 創世記 (創造論=神がチリから人間を作ったのが最初だという理論=の映画である)

 

という言葉になる。

 

ちなみにミー坊はダーウィン(イギリスの科学者)の進化論を信じているので念のため。

(人間は猿人から進化したものである)

 

 
昔の史劇のパンフには大体このように英語が書いてあったものだ。
 
パンフの写真はラストシーン。ジョージCスコットが自分の息子を神のいけにえにするシーンだ。
 
最後のイニューメラボーという英語は、数えきれないという意味である。
 

 

イタリア系のディーノデラウレンティスがプロデューサーだ。

このころはとにかくいろんな映画に金を出していたし

 

大きな映画だとギラーミン版「キングコング」とかもそうだった。

3時間の超大作だ。

 

 
 
 
シネマスコープサイズ。(TODD-AO方式)
 
嫁さんも見ていたが音が大きいというのでやや絞ったがこの手の映画は大きな音で見たいんだよなあ。
 
 
ジョンヒューストンはノア役、神の声(響きが神っぽい)、監督と3役やっているのだ。
 
 
「最後の猿の惑星」でローギバー(=法を作る人)の役(猿のメイク)で冒頭と最後に出るがこの映画で
ノアの役をやったから抜擢されたのかも。
 
ノアとその家族のみを義人として助けるために箱舟をつくらせる神。
そこにつがいのすべての動物をのせて、そのご40日の大洪水をおこし
悪い人間を死滅させるシーンのあと。
 
自分はこのノアの箱舟のシーンが1番好き。
船の中で果実の木を植えていたり鳥が飛んでいる。
像やクマもでる。犬や猫はいない。
 
ノアの箱舟(ノアズアーク)が陸地についてつがいの動物たちをおろすシーン。
箱舟はおそらく実物大セットがあるような(タイタニックのように半分だけとか)
なんせCGがないわけだから。
 
こういうのをみてると日本人(一応葬式宗教は仏教の人で)にノア
というのを漢字であてて乃亜(のあ)とかって名前を付けるのはちぃとおかしなことだなあって思っちゃうおいらは古い人。
のあという女の子までいる。
クリスチャンでもないのに西洋的な名前はおいらは付けると変だと思うのだ。たとえば出日人(でびど)とか。絵葉(えば)。
EVA(エバ)とはヘブライ語で生命という意味である。絵にかいた葉っぱではない。
 
 
まー親がつけるのであるから別にいいとも思うけんど。
よしや(ヨシア=ジョシュア)というなまえの知り合いはいるが彼は親がクリスチャンだ。
 
今回再生しているものはブルーレイソフトなのでちゃんとしたインターミッションも入る(15分程度で音楽も流れっぱなし)ので
自分もこの間にトイレに行く。(まるで映画館の様だ)ここにはポップコーンやコーラは売っていない。
 
 
バベルの塔のシーンではまたスティーブンボイドが悪い役で登場。
これは全体は模型だと思うけどものすごく大きいものかなと。
神に対して弓を打つとたちまちのうちに各々のものの言葉が別の言語になり
通じなくなるというくだりだ。
 
ブラピと菊池凛子の「バベル」っていう映画もあったなあ。アメリカ人メキシコ人日本人は互いに言語が違うが最後
に・・・。
 
音楽は日本人の黛 敏郎(まゆずみ としろう)この時代に
聖書の映画の音楽を日本人に頼むとはまたすげえなあ。
なかなか心に残る音ではあるな。
 
 
大阪万博の太陽の塔のなかの
生命の樹テーマ曲「生命の讃歌」(1970年)もこの黛センセーの作曲だったらしい。
 

 

 
ポスターも2種持ってる。
やっぱりものすごい映画ではあるな。
出てる人の多くがすでに亡くなっている。
ジョン ヒューストンもジョージCスコットも
エバ ガートナーもリチャードハリスもそうだ。
ラウレンティスも。
 
これの次は日本初の70mm作品(ブローアップで本当の65mmカメラで撮影したものではない)
「釈迦」でも見ようかなあ。お釈迦様の説法もちょっと聞いてみたいなあ。
 
まだ当分映画は家のシアターでしか見られないもんなあ。