昨日の月曜は雨だった。
よくとおる銀座和光の前。このようにだーれもいない。
 
こういうの見たことがない。
上野や新宿にはもうすこし人がいる。
 
 
家のホームシアターで映画「旅猫リポート」を見た。正直、主役の福士壮太は好きではない(彼の芝居があんまりすきじゃないというだけだ)が猫のナナの声をやっている高畑光希は好きなんだよな。
最後まで見るもやはり高畑光希の声の部分にしか反応しないおいら。
この映画それなりにお客が入ったと思うんだが、やっぱりいつものようにこういった映画は
設定が大げさでありえない事ばかりなんでなあ。こりゃいかん。
 
ちなみに本は大ヒットだという。
 
●昔の名作「ハリーとトント」」を下敷きにしてるロードムービーにも思える。
●劇中猫を外で放すシーンがあるが、猫は知らない土地でじっとなどしていないので瞬く間にどこかに行ってしまうだろう。
飼い猫が屋外の墓石の上でじっとしているなんてことはないと思う。ねこって旅先で外にだせるんだあなどと勘違いする人も出てくるかと思う。
 
●劇中、福士さんの両親が運転中、中学生の乗る自転車をよけたときに2人とも亡くなったという設定だが自転車が走っているということは一般道であるので、よけてどこかにぶつかって大破して2人とも即死ということであれば100キロくらいの猛スピードで走っていないと
なかなか死ぬまでは・・・・。もしそうであれば両親は自業自得である。
●福士さんの母方の叔母さんは竹内結子で裁判官を務めているという設定であるが途中でやめてしまう。(あんまりない話である)
●福士さんは抗がん剤治療で(おそらく)頭髪が抜けているからニット帽をかぶっている設定なのにもみあげと眉毛がちゃんとある。
せめて特殊メイクで抜けたように見せてもらわんと。唇だけは渇いているメイクだ。
本当に抗がん剤治療を受けてて髪の毛が脱毛してる人もこの映画を観ている人たくさんいる
と思うのだがその瞬間にこりゃあダメだと冷めてしまうのでは?
 
●福士さんの父親にも何人もの兄弟がいてその人たちは福士さんの叔父さんのわけだが臨終に立ち会ったのはいくら九州でも母方の叔母(竹内ゆうこ)1人だけだった。25歳くらいの人がそもそもがんになること自体が少ないと思うが友人があれほどいる人が亡くなってからみんな集まるというのはあまりにもナンセンス。
 
そうやって、馬鹿にするなら見るなよという声もありそうだけど、見てみない事にはいいも悪いもわからない。