1981年6月26日金曜 朝日夕刊

こないだ新宿で見世物小屋に入ったので見世物小屋の映画

「エレファントマン」を思い出した。

 

主役のジョン・ハートはいい役者だったが70代でなくなってしまった。

エイリアンやらミッドナイトエクスプレス、はたまたコンタクトなんていうのにもでていた。

 

この映画はわざと白黒で撮影してる。

 

よくみると新宿は同時に5館上映になってたみたいだから相当なヒット作品だったんだなあ。

 

銀座では有楽座に加えて、シネマ1が追加、

横浜東宝ではこの書き方だとおそらく新しい映画を封切らなきゃならんので

7/4~は地下の横浜東宝シネマ2へ移動させるという事だったのかも。

 

新宿は新宿プラザでの上映に加えすぐそばの新宿オデオン座(地下=東亜興業という会社がやっていた劇場)でも

やるんじゃあ、まるでスターウォーズシリーズの時のようだなあ。

 

きっとほかにいい映画がなかったのかもしれないなあ。

 

やはりみなエレファントマンの顔(特殊メイク)が見たかったんだろうか?それともこの物語?

 

●明日12/4BSプレミアムで放送の映画「ロンメル軍団を叩け」の主役はリチャード・バートンだが、

この映画アメリカ映画なのだが主役はイギリス軍でイギリス人であるバートンが起用されているのだが

戦闘シーンの多くがおなじユニバーサル映画の「トブルク戦線」

のものがつかわれていて(ユニバーサルはよくこういうのある)陳腐感は否めないがおいらはこういった映画も好きであり、パンフまでも持っている。12/5放送の「ミッドウェイ」もまたユニバーサル映画であり、1976年のアメリカ建国200年記念映画

であるにもかかわらず、多くの航空機戦闘シーンが20世紀フォックスの「トラトラトラ」からの無断流用で後に訴えられているが、映画から削除とかそういったものはない。(そもそも本物のミッドウエイの音声は全て英語セリフなのでこれはやはりあまりにもありえないアメリカ的考えだ。戦時中日本では敵国語である英語は基本禁止されていたのであるからして・・・日本公開版のみが日本兵のセリフは全部日本語に吹き替えだが口は英語。アメリカ版を英語で見てるとけっこうおもしろい)

 

 

 

さてそのリチャード・バートンだがおいらたちの世代だと「クレオパトラ」とかもまだ見ていなかった高校生の頃に

上映された「ワイルドギース」のリーダー役などが有名だが(もう大分ピークは過ぎていてエリザベス・テイラーと2回

結婚したすごい人というイメージの方が大きい)当時TVジョッキーの映画紹介福田 一郎(いまなら全部信じないで

話半分くらいでみれるんだが、当時はこの人の言うことはそのまま信じていた)がリチャードバートンはこれで63歳ですからね。すごすぎますよね。向こうの人は63歳でこのアクションですからね!との言葉を鵜のみにしていたおいら。

(実際にはこのとき53歳で今のミー坊よりも若かったのだ。おいらだって、今54歳でヒップホップダンスをやっているぞ!まー1977年ごろのはなしだから今のおいらよりも相当すごいけどね)ずーっと70歳くらいで死んだと思っていた。実際には58歳没とかなり若かったんだ。


⚫WOWWOWでやった映画アンダーハーマウス(レズの映画)、エリカ リンダーというスエーデンのモデルがやっているんだが、この人は格好いいなあ。本当に男と女の真ん中の性だなあ。

本当にレズビアンなのかはわからんが。なかなかいい映画。WOWWOWではヘアさえもぼかしが入っちゃうんだが、調べてみたらDVDしかでてないや。