●新しいデスウィッシュも英語の鍛錬にはもってこいの作品だったが、オリジナルはどうだろうか?
5作品全部持っているが
まともに見られるのは2作目のロサンゼルスまでだ(シカゴに転勤したという事になってるカージーはさらにロサンゼルスに移り住んだという設定=おそらくシカゴでは1982年には凶悪犯罪がそれほどおおくなかったんだろう)
「狼よさらば」を見直してみた。
やはりこの作品の良さは今やってるリメイクのデスウィッシュなんかとは到底
比べられないほどよく出来ている。
最高の映画の部類に入るな。
できたら午前10時で劇場でかけてほしい作品だ。
高校生の頃にこの映画のセリフで英語で「強盗」という言葉を覚えた。
強盗する人=MUGGER(S)=マガース=警察が撮る犯人の顔写真の事をMUG SHOT=
マグショットと言うがこのマガーから来てるのだと思った。
TO PAUL FROM AMES(トゥ ポール フロム エイムズ=エイムズよりポールへ)
トゥとフロムだけが小文字というのもアメリカっぽいなあ。
わざわざ金属板プレートに打ってそれをハンドガンのケースに付けて銃をプレゼントにしているシーンがある。
日本の、贈り物に貼る、のしがみの永久保存版の様な風習だなあ。アメリカってここまでやるのかと思ったなあ。
エイムス・ジェインチル=砂漠地帯ツーソンの地主役=スチュアート・マーゴリンという俳優がやっていてポ-ル(ブロンソン)を
ウエスタンショーの会場に連れて行くと悪者役が保安官役に日暮れまでに街を出て行けと言われるシーンがある。
マーゴリンは今もまだ俳優やってるのがすごい。
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劇中の新聞(この場合はgazette=読み物の意味)
には一番上に広告があって、
には一番上に広告があって、
THE BATTLE AGAINST WEIGHT
=体重との闘い
日本でこういった広告が出るまでに1974年からもう30年かかる。(いい意味でも悪い意味でもね)
1974年には日本ではまだ肥満の人が全然少なかったから
こんな広告もなかったんだろうなあ。米国人とは食べるもの、呑んでるものがまったく
違っていたし、車もまだ持ってる人の方が少なかったからだ。食べるのも肉もブタや鳥が多かった。
実にヘルシーであったなあ。公務員の給与も安かったんだ。
おいらなんて正直アメリカ人の多くがクリスマスに七面鳥(ターキー)を食べていたなんて
18歳くらいのときにアメリカ人の家で食わせてもらうまで全く知らなかったんだ。
翌朝のほうが旨いといって、
翌朝パンに七面鳥を挟んでさらに食うわけだからいくら鳥でもありゃ太るわな。
更にはチョコレートケーキだ、ホステスのトゥインキー(米軍が冷凍して横須賀に
持ってきてるアメリカ人が好きな菓子メーカーのカステラ菓子)も1人2本(2本入りだから)食うわけだからね。
1974年には日本ではまだ
コーラなんか高かったから500mlのホームサイズを家族で分けて飲んでいた。
だからホームサイズという名前なんだが、いまじゃ500mlなんて1人でガブガブ飲む人多いもんな。
1人当たり小さなコップに氷いれて、日曜とかの週一回少量のコカコーラを飲んだって太るわけなかろう。
おいらも痩せていて健康だったんだ。
●新聞の大きな見出しは
no break seen in vigilante vendetta
=ノーブレーク スィーン イン ヴィジランテ ヴェンデッタ(復讐)=
自衛団の復讐は絶え間なく
TWO MORE KILLED IN 42ST.SUBWAY STATION
=トゥー モア キルド イン フォーティーセカンド ストリート サブウエイ ステーション
42ND ストリートの地下鉄の駅で更に2名が殺される