1974年11月8日金曜 朝日夕刊
この映画は東映洋画配給で、地方では
当時東映洋画がむりやり(東宝、松竹をおさえて)配給権を取った
大ヒット映画「ドラゴンへの道」との2本立てだったもんだからものすごい
人数の人がみたアメリカ映画である。(話は基本1とは無関係)
自分は劇場では観ておらず最初はTVでいまだに劇場での鑑賞経験はない。
日本でもDVDは発売されているものの高価なので米国版DVD(¥1500程度)
しか持っていない。
映画自体はなかなかいい出来である。1より好き。
犬に強盗させるところまでは同じだが調教師にインディアン(ネイティブアメリカン)
の少年(学校とかには行っていないようだ)が
自分も入れてほしいと懇願してくる。(犯罪とは知らず)わずかなお金が欲しいためだ。
少年の加入によって、ドーベルマンたちはどんどんと利口になっていき少年と犬たち
との間に大きな絆ができた。
インディアンの少年に最後はドーベルマンは全部付いていってしまい終わるが,
ただでさえ貧乏な少年(お爺さんと2人暮らし)は
犬の餌代はいったいどこから?と今なら思っちゃうがとうじは深く感動。
●この3館とも全て東急リクリエーションの劇場での公開=東映洋画が配給=
東映や東急ストアは東急リクリエーションの大株主なので、東急文化会館の地下に東急
ストアが入っていたりしたわけだ。
広告をよくみると
⚫東急レックス(渋谷パンテオンの地下の東急ストア隣にあった劇場)のみ月曜日は3時30分の回で終了とあるのは、大正テレビ寄せ=有料の公開録画番組で牧しんじが司会=当時はあゆみの箱といって恵まれない子供に募金箱が舞台に置いてあったが、牧は後日横領で大田区で自殺というなんとも悲しい結末を迎えた。=本来なら大相撲をしょっちゅうすなかぶりでみに来れる大村昆くらいの地位の人)の収録が毎週あったからと、東急リクリエーションに勤めていた嫁の父がいっていた。
⚫銀座東急のみロマンスシートお二人2600円というのがあったらしい。
ここは新橋センター前とあるがそれはいったいどこの事なんだろうなあ)
きっと2席分がつながってて、お互いの太ももを密着させて映画をみてればお互い、
ものにできるとかそういう
事だったんだろうかなあ。
しかし一般正規料金¥900の時代に2人で¥2600とは1人あたり約1.5倍だから
ずいぶんと高い映画料金になるなあ。
映画がデートの花形だった時代だからこそ映画の前にラブホのCMが入っていたんだろうけれどな。
今考えると俺らみたいな小中高生や老人やラブホと関係ない人たちも半分くらい見ていたわけだから
ヤリスギだったよなあ。
それに多くのカップルは映画の後にラブホには行っていないような??
ある程度お金持ちでなけりゃ。どーなんだろうなあ。
横浜あたりだと関内のあーいったホテルアルハンブラとかのフィルムCMをみて、
女性もそういった場所に映画の後で行きたいとかって
思っていたんだろうかなあ? エマニュエル夫人とかの
官能映画の様なものをみないとそういうところに行きたいとまでは思わんのでは、
なかったんでは?