この年ほど(1979年12月14日金曜日朝日夕刊)おいらが映画に

熱くなっていた年はない。

この広告の映画の内「もう頬杖はつかない」以外全部ロードショー

(横須賀での2本立て含む。2番館上映は含まない)で見たからだ。

 

 

いまだに上映がある「ルパン三世 カリオストロの城」はとなりの「ギャンブル大将」との2本立ての組み合わせで

横須賀劇場で観た。「マッドマックス」は「メーンイベント」と2本で横須賀劇場で観た。

メーンイベントはライアンオニールとバーブラストライザンドのコメディの延長線上にある作品でおいらたち1960年代生まれにはよく解らなかった。もう10年早く生まれた人にはわかるのだった。

2回観た。

 

 

 

いまでは完全に「アルカトラズからの脱出」がこの広告の中の映画で一番よくできていて、

いい映画だったと言えるが当時はまだ高校生だったので友達にはアルカトラズが一番と

言っていたが(正直作り方がかなり荒いなあとおもった。短期間で撮影したのだなと=イーストウッドはこのドンシーゲル監督

の手法も真似ているから、監督時、撮るのが早いというのもあるのかも)

 

(アルカトラズはこのあとも五反田TOEIシネマでもかかったんでそれも見にいったと思う。)

 

 

本当は「戦国自衛隊」=これは角川超大作なんでどこでみても1本立て=有楽町では有楽座での公開だった。

が一番面白いと思ったね。(温泉シーンとかも入れて

総合的にだが)観る前に自衛隊の街 横須賀では自衛官があんなふうにとっさにマシンガンなど

撃てやしないとか、公務員なんだからあそこまではやらないなど、海上自衛官の子供たちがこぞっていう

ものだからややあほらしいなあこんなのと思ってみていたがそれでも当時はかなり面白いと思ったなあ。

(岸田森=きしだしん=が刀で胸のあたりをスパッと切られる殿様を演じていたのだが切られ方がうまくってね)

 

 

長年の謎

ここにあるエアポート80だが、松竹洋画系での公開だったので多くの地方都市では

「エアポート80」と「アルカトラズからの脱出」の2本が多かったのだが横須賀では違ったと思うのだ。

「アルカトラズからの脱出」は「ノースダラス40」(ここには広告はないが1980年1月公開の正月映画第2弾という奴っだった)

の2本の組み合わせで横須賀東映パラスで見たのだと思う。(ロードショーは横浜では相鉄文化での上映だった)ともにCIC配給だったから間違いない。

「エアポート80」(コンバットのケリーがフランス語と英語を話すコンコルドの副操縦士役ででているんだ)

がなんと2本立てだったのかは思い出せないのだ。横須賀劇場で観たことはほぼ間違いないのだが。

ここにでてるワンダラーズでもないし、タブチくんも何と2本だったか不明。(これは東宝洋画系だったからエアポートとの組み合わせはないのだ)

 

この広告にはないが80年の正月映画は「エクスタミネーター」と「バニシング イン TURBO」の2本立ては横須賀有楽座でロードショーは見たが(この時は超満席)エクスタ~はものすごく話題になったからね(この手の映画はほぼジョイパックシネマの配給=いまのヒューマックス)そのあとも鶴見文化などでも3本立てで見に行ったがこの2本ははいっちゃっていた。

 

最初のベトナムの戦場でアメリカ軍の捕虜が首を切られるシーン(ロボットが演じている)がまたいいんだよな。