●先日オバマ大統領が広島にきて、またこんな本を取り出してみた。

中学校の英語のテキストの談合だとかそんな話題がまた出ているが、

ニューホライズンとかそういったものではなかなか自然な英語表現と言うのを学ぶというか、見聞きすることは難しいと思う。



おいら的には中高生はこういったものを読んだ方がずっと英語が学べると

思うのだが。(教科書なんか読まないでいいからこれだけ読むとかね)

ゲンは翻訳者がまず米国人なので生きた口語体が文字で読めるというわけだ。




米国のマーベルコミックスの漫画が日本語になっているととても違和感があるが、はだしのゲンが英語になっているものはあまり違和感がないのが不思議。







●6/11の日経新聞夕刊に「ニュースで英会話」の

鳥飼(とりかい)先生のことがでていた。

今は立教大学の先生はやっていないっポイ。


おいらはこの先生は大好きで、理由は(NHKの英語番組に

でている先生はおそらくみんなそうだとおもうけど)一般的な日本の英語教育(学校での)の在り方について、とても批判的な方だからだ。


簡単に書くと正しい英語の学び方を考えている人。





●韓国あたりの大学の先生だと韓国の英語教育レベルは日本よりもずっと進んでいると言いながら、プレンス(フランス)コーピー(コーヒー)

ティス イズ ポユ(これをあなたに=ディスがティスになっちゃう、フォーがポーFがPにどうしてもなっちゃうんだ)


となかなかわかりづらい英語をレベルが高いと言って譲らない人たちもまだいっぱいいる

(自国の教育法を批判するようなことはしない。日本だって昭和60年くらいまではそういう人も多かったと思われる)


そういう意見は勝手に言ってくれていればよいのだが、


これでは正しくない方向に行くばかりだ。学ぶ子供たちもポユ(For Youのこと)

と言って譲らない。=なにを言っているのかわからないのでは学んでも意味がないではないか。


大学の先生のような職に着く有識者が本当はこれじゃダメなんだけれど、とわかっているのにそういう意見は言わないから

おいらはいまだにクムホのタイヤを買ったことがない理由の一つになる。

(命をあづけるタイヤを信用できないから)







●今回の記事の中で先生は


「間違いだらけの英語は良くないが、

ネイティブスピーカーのような英語を話す必要はなく

日本語なまりの英語でいいと思う」


と書いているのだけれども、



この先生くらいになると考えていることの次元が普通の人よりも

もっと上で、最後はそういう意見になるのだと思う。


なぜならば先生の英語はいつもとてもきれいで正しい発音だからだ。

(たぶん先生自身は正しい発音で話さなくてはいけないと考えているからそうなっているのだと思うんだ。米国人が理解する正しい英語。

舛添さんの話すあのような乱暴な英語とは根本的に違うものだ。)


今回の記事を読むとやや丸くなったというか、そのまま読むと

先生の考えと少し違うニュアンスに読む人もいるんじゃないかなあ。