●おとといのニューヨークタイムズの訃報欄に東洋人がでてるな、誰だろうとおもったら、東電の
元所長だった。日本のサラリーマンで訃報記事がNY タイムズに出る人なんか、まず, いないよなあ・・・。
●漫画家のやくみつるさんも言っているが、外資系ではない、日本国内の日本の会社なのに公用語が英語の会社はずいぶんとあるらしい。
アメリカだったら従業員が母国語で話す権利を主張されそうだ。
自分はまった認めたくないというか、この発想自体ナンセンスでおかしなことだと思う。(いつかなくなると思うんだけど。)
わしゃこういうことには、うるさいんじゃ。
英語が話せない人は、はいれない。働かせない。
(いまはアメリカに留学しようって言う人がものすごく減っているのになあ)
日本の公用語は日本語だ。シンガポールは東洋だが一応公用語は英語であるけど、どうもしっくり来ないんだよな。シングリッシュというくらいで。
英語はもともと西洋のものだから、アジアでは当てはまらない言葉がずいぶんとある。
たとえば天才バカボンのパパのセリフ
「これでいいのだ!」を英語で正確に表現できるだろうか?
答えはNEGATIVEじゃ。(NEGATIVE=この場合はNoという意味)
志村けんの「怒っちゃやーよ」や「そうだよ、あたしゃ神様だよ」くらいまで
だったら英語にも出来ると思うけど。
つまり、日本には英語では表現できない言葉がたくさんあるのだ。
シロナガスクジラは英語でブルー ウエールと言う。
日本では白いナガス鯨とよぶのに、。アメリカでは青い鯨だと。
白と青ではまったく違う。
月にウサギがいてもちをつくのが日本だが、もちをつかない
食わないアメリカでは月には大きなカニがいると言う。
このように文化によって言葉は大きく変わってくるのだ。
言葉だけを捕らえて真似ようったって、それは無理と言うものなのだ。
また英語が母国語ではない人が具体的なことを英語で説明するのは、特に
仕事ではよりいっそう難しくなるし、出来ないことが多い。
日本人同士が英語で話をするというのがあまりに恥ずかしくて自分には無理だ。たとえアメリカでも無理じゃ。(米国人2+日本人2がいる場ならともかく)
英語がわからないもの同士が英語で話をしても、
間違った英語で会話するようになる。
日本で英語が公用語の場所はたしかにいくつかある。
●アメリカ大使館(ほか英語が母国語の国の大使館)
●米軍基地の中(横須賀のベースは法的にはワシントン州シアトル市の一部であるので、純粋な日本ではない。市まで決まっているのは凄いなあ。)
●インターナショナルスクールの中(アメリカの大学の日本校とか)
三鷹にある国際基督教大学だって、公用語は日本語ではないだろうか?外人が多いだけで日本の大学じゃもの。
おおきくいうと、これくらいでは?
※P&Gのような外資系で、会社全体が英語というのはもしかしたらあるかもだが、それはアメリカの会社だったりするのだろうから、除外。
これらはどれもアメリカが主体ではないか。だからアメリカ人が英語で
話し、日本人が英語で答える。これはぜったいOKだと思う。なにもおかしくはないと自分では思う。
やはり日本人には英語の方がいい(かっこいい)とおもう節がどこかにあるのかなあ。
●自分は古い人間だからか、「むやみ」に横文字を言う人たちが嫌いじゃ。
最近だと、たとえばコンセンサスとか、アプリ(アプリケーションの略)とか。
コンセンサスは辞任した 松本 龍という元大臣が
「おまえらちゃんと県でコンセンサスもてよ!」みたいなことを言っていたが、
これはわかる人、わからん人がいてもよいと思う。彼はこの場合この英語を
使ったほうがいいと思っている人だ。自分はまったく反対じゃ。
コンセンサスの意味がわからん人はコンセンサスを持ちようがないではないか!
英語がかっこいいというよりも英語で言う方が「えらい」くらいにおもっているんだよな、この人は。(これが元で辞任した。。見たときは笑いが止まらなかった。一体なんでこれを英語でいう必要があるのか・・・。)
コンセンサス(consensus)」の意味は、
「複数の人による同意」
http://www.youtube.com/watch?v=A5b9IVYcneU
ここは日本じゃ。よく考えて話したまえ。
●すくなくとも自分が一番いやなのが、クライアントさんという言葉だ。
なんじゃそりゃ。アメリカ人がクライアントサンなんて言わんぞ。
ぜったいにおかしい。お客さんよりもクライアントさんのほうが垢抜けてるとおもう事の方が恥ずかしいと思うんだが!自分はぜったいに言わないよ。
英語は英語、日本語は日本語じゃ。
大手企業だって、べつに顧客と言ったっていいではないか・・・。
●あとはアプリ。おいらはこれはそんなに悪くないと思う。
アプリとはこういうものの事を言うと英語が先に入ってきたからだ。
しかし実際にアプリケーションが(応用)という言葉だと知っている人は
少ないと思う。
たしかに「アプリをダウンロードする」となると、ほとんど英語だがこういうほかはない。
「今日のスカイはブルーだぜ」・・・という人はあんまりいないと思うけれど。