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ボトッという地を叩く音がして、下方を見れば、白く可憐な花が樹皮滑らかな黄金色した木の周りに落ち散らばっている。

指で触れてみると、薄い花びらは、しっとりと水気を多く含んでいて、はかなく溶けれて消えてしまいそうな心地する。


ああ
また落ちてきた。


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沢口山にて


実は 一ヶ月前にここまで書いて放置していたもので、時期遅れで、申し訳ありません。





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今日、毒草バイケイソウ(梅けい草)の花がたくさん咲いてた。


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オオイタヤメイゲツ(大板屋名月?)の林をぬけ、シャウヅ(栃生)山の頂きへ。

ハエ、アブ、ハチがつねに衛星のように周り続ける。さらに無数の小さな黒い羽虫が顔にぶち当たってくる。

昼食の時くらいは、そっとしておいて欲しかったが、奴らは容赦しなかった。
仕方なく、タオルを頭からかぶってパンを食べた。口に入った小さい虫もそのまま喰ってやった。



まだ時間に余裕があったので黒沢山方面に向かう。

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印しが疎らなので迷いつつも一時間ちょいで、最低鞍部の立ち枯れ原(勝手に命名)にたどり着く。
しばし休んでいると鹿が一匹、笹の藪原を飛び跳ねながら駆けていった。


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行きはよいよい、帰りはこわい、
こわいながらもここまでやって来たが、視界が悪いし、虫もうるさいし、またまた迷いそうなので、今日はここまでと引き返す。


そして案の定、迷わされた、鹿の足跡がついたケモノ道に。美しかった木や苔、笹藪など目に映るすべての風景、鳥の鳴き声も魔境と化す。執拗に無数の羽虫が追い撃ちをかけてくる。
早くも遭難の二文字が頭をよぎり、心臓が高鳴り、汗が吹き出す。戻って赤テープをさがさねば…だが、笹をかきわけてきたので、通った道も覚束ないなどと途方に暮れてると、

流れる深い霧の向こうにシャウヅらしき黒い尾根がちらりと姿を現わしてくれた。
どうやら馬鹿な我輩はシャウヅ付近の西尾根に入り込んだらしい。

ようやく再び見覚えのある懐かしきシャウヅについて、茶を飲む。相変わらず羽虫が顔にたかってきていたが、もはや気にならなくなっていた。






 
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送りましょうか

送られましょうか

せめて 二天の橋までも~

女の哀切な気持ちが胸をうつ山中節。

うめ吉さんの「山中節」をダウンロードさせてもらって、聴いたのですが、とても澄み切った優美な歌声に、すっかり聞き惚れてしまいました。
ゆっくりと脳天を突き上げるような浮遊感と、それでいてじんわり癒されるような、何とも不思議な感じです。


http://m.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&client=mv-google&v=wJte07JpXGQ