この車両は長崎県営バスが保有しているエアロスターです。

 本局に所属している車両になります。教習車として使われているようですが最近は県営バスが新規採用を止めているせいかあまり動いていないようですね。

 

 長崎にはプロパー車としては存在していないKC-規制のエアロスターノーステップです。元横浜市営バスの車両で短尺の多い首都圏出身の車両にしては珍しく標準尺となっています。

 クーラーは運転席の上にベンチレーターを設置するためか前後逆向きに搭載されています。また、中扉には京王バスのような明かり窓が設置されています。

 方向幕は前扉すぐ後ろにあったものが中扉後ろに移設されています。方向幕の部分は窓枠ごと移設していますが元の場所にははまらないので入換というわけにはいかず新たに固定窓となっています。ただ、諫早の車両と異なりこちらの車両は新たに設置した固定窓の部分はコーキングが劣化してきているようですね。

 

 車内はモケットなどは横浜市営バス時代のもののままとなっています。2000年式と割と新しい車両ながら後輪タイヤハウス上の座席は向かい合わせ式の座席となっているようです。

 教習車として使用されている車ですが一応運賃箱などのワンマン機器は搭載しており路線でも使えそうではあります。

 

≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・長崎200か・876
社内番号・・・・・・・・・・2E54
車輌車種・・・・・・・・・・三菱ふそう/MBM
車輌型式・・・・・・・・・・KC-MP747M
車両年式・・・・・・・・・・2000年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ノンステップ
補足事項・・・・・・・・・・

長崎県営バスの車両・・・・・まとめ