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 画像はJR九州が保有している主力気動車のキハ200形の連結器です。
 それまでの車両は自動連結器を採用していましたが電気指令式ブレーキを採用したキハ200形ではそれまでの車両との連結を考えなくていいため電車と同じ密着連結器を採用しています。
 電車と異なり連結する際はブレーキの指令配管のみでいいため電気連結器を採用せずにジャンパ栓を1個備えています。気動車の場合は電力などはそれぞれの車両が個別に発電するためでしょう。また、電車ほど頻繁に途中駅で分併しないため自動解結装置は装備していないため位従来からの古い形の連結器となっています。
 連結器についている空気配管は下側のMR配管のみとなっています。で車の場合はSAP管やBP管を上側に設置していましたがキハ200形同士しか連結しないため省略したのでしょう。ただし、今後のために一応連結器に配管が通せるように穴が空いています。

 


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 こちらはキハ200形の内の単行型になるキハ220形になります。1500番台だけ連結器がちょっと異なっており上側にSAP管とBP管を備えています。なぜこの形式のみ備えているのかは謎ですがその後製造された200番台では再びなくなっています。
 200番台では車体のデザインに合わせてスカートの形状が変わっています。リブが下の方についており排障能力を高めるためでしょうか。