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 画像の車両は一畑バスが保有しているジャーニーKです。
 一畑バスは西日本ではおそらく一番ジャーニーKを導入した会社と思われかつては多数のジャーニーKが街なかを走っていました。この車両もそういった車両のうちの1台です。
 上側が今回の本題で一畑バスは腐食部分の交換や塗装の部分的な塗替えは行っていましたが上の車両はかなり徹底した車体更新が行われています。ただし、予算的な問題かその後はあまり進まず私が確認した限りJ尺が1台とF尺が2台に留まりF尺の内1台はメニューがやや簡易化されていました。せっかくの車体更新車ですがここ5年のうちに廃車になっています。
 
 パット見で気づくのは塗装でしょうか。上の車両も元々は下の車両のような赤い顔の塗装でしたが車体更新で後期型の塗装に変更になっています。
 また、車体更新によって側面にあったモールが撤去されKC-規制以降と同様になってます。その部分にあったパネルも中扉の前側とエンジンルーム横のものを除いて埋められています。おそらく内部の腐食の原因になっていたのでしょう。
 一畑バスではIKコーチ製の車体では前輪後ろにIKコーチのエンブレムがあったのですがそちらも撤去されています。全面にあったいすゞのエンブレムも撤去されています。こちらはKC-規制の車両も設置されていたので車体更新車の特徴になります。


 車体更新とは別枠ですが方向幕は松江の車両のためLED化されています。側面のものは元々は出雲の車両と同じく大型のものを装備していたため表からステッカーを貼って埋めています。中扉の上にはバスロケ用のアンテナもあり運転席上のアンテナは無線用でしょうか両方共松江の車両専用の装備になります。



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 後ろになります。こちらも塗装が変わっておりテールランプ周りが白くなっています。ここの部分はKC-規制でもU-規制に合わせて黒くしていましたが塗料の削減でしょうか。また、ナンバープレートの証明も元々は素材の黒でしたが白く塗られています。ナンバーの位置が原色がやや低いのは年式的な違いと思われます。



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 こちら側もやはりモールが撤去され一部パネルが埋められているためのっぺりした見た目になっています。エンジングリルはフィルターが貼られているのかやや白っぽくなっていますね。