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 この車両は鹿児島市立病院の保有しているスーパーメディックです。
 市立病院に所属しているDMATが使用する救急車です。DMATは災害派遣医療チームのことで大規模災害や通常の消防などでは対応できない事故などに対応する部隊です。DMAT運用開始初期は消防の車両を派遣していたようですが鹿児島ではDMAT専用の車両を常駐させているようです。

 車種はスーパーメディックです。現在製造販売されているトライハートと同じいすゞのエルフをベースとしてますがすでに製造が中止になっておりこの車両は恐らく県内の何処かの消防署で退役した車両を譲り受けたものと思われます。
 現在全国で主力のハイメディックやパラメディックと異なりトラックをベースとしています。それ故にエアサスを採用しており患者搬送などの際には威力を発揮するものと思われます。また、トラックシャーシなのでやや床は高いですが室内高も高く車内での治療などは行いやすいでしょう。
 運用方法はドクターカーに近いですが車内の機器は救急車の頃のままなのかめったに出動しないためなのか外部電源からは電源をとっていません。 

 この車両は使い古しの車両でスーパーメディック自体がすでに製造終了から13年経つ車両のため全体的に疲れが見えますね。ホイールはスチールホイールでホイールキャップをはめていますが前輪助手席側のものが脱落してしまっていますね。塗装は消防局の救急車とことなり反射テープが張られていません。前面の「DMAT」の文字は反転文字となっていますが一般人にはどれだけ理解できるのでしょうか。