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 この車両は一畑バスが保有しているエルガミオです。
 松江の本社に所属している車両です。100周年を記念した復刻カラーとなっています。初年度はエルガとエルガミオが出雲と松江に1台。去年はエルガミオがそれぞれに1台ずつでしたが今年は初年度と同じく出雲にエルガ、松江にエルガミオが1台ずつでしたが12月ごろに松江に3台エルガミオが追加されました。


 ポスト新長期規制の車両となっています。去年導入された車両のためマイナーチェンジを受けて燃費が向上したSKG-規制車になります。このモデルではPDG-規制車と見た目はよく似ていますが公式側に空いているエンジングリルのサイズが若干ながら小さくなっています。エンジンもそれまでの直6から直4へとダウンサイジングされているため型式の数字が変わっています。
 基本的な仕様は以前からの車両と一緒でクーラーはメーカーオプションのデンソー製を採用しています。方向幕は中乗りなので中扉の後ろにレシップ製を設置しています。本社ゆきの行き先の場合松江駅までは「メッセ・体育館」表示ですが松江駅を過ぎると「一畑バス本社」に変わります。
 窓は標準では非公式側真ん中が固定窓となっていますがオプションの逆T字窓を採用しています。色は標準のグリーンガラスです。中扉のスロープはオプションの引き出し式となっています。

 塗装はP-規制のLRの頃まで採用されていた塗装でこの塗装の車両は大体2000年代頭辺りまで残っていました。自分の中でのこの塗装は色あせた後しか知らないのでこれだけ鮮やかだと逆に違和感を感じます。復刻塗装は今年も6台導入され計9台になっておりもはやこちらが標準カラーとなりつつあるような気がします。


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 この運転士個人の取り組みなのかシフトノブに手袋を改造したと思われるグリップカバーが付いていました。山陰は冬場は寒いのでゴム(プラスチック?)製のシフトレバーを触ると冷たいのでしょうね。


 車内は国交省標準仕様に準拠したものとなっています。中扉から後ろが4列あるため都市型がベースとなっていますがノンステップエリアの座席をすべて前向き座席にし、一部の座席を2人がけの郊外型との合いの子仕様となっています。中扉のスロープは可搬式が増えている中手動内蔵式を引き続き採用しています。
 最初のエルガミオではタイヤハウス上の座席は省略されていましたがこの車両では設置されています。モケットは国交省標準仕様に準拠するためメーカー標準の青系統のものでキサラブルーのようです。松江市営バスと同じモケットのようですがこちらは枕カバーが付いていません。
 運賃箱とカードリーダーは廃車発生品ではなく新品を装備しているようです。そのためカードリーダーは運賃箱に合わせた灰色のものになっています。



≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・島根200か・583
社内番号・・・・・・・・・・8389
車輌車種・・・・・・・・・・いすゞ自動車/ジェイバス
車輌型式・・・・・・・・・・SKG-LR290J1
車両年式・・・・・・・・・・2014年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ノンステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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