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 この車両は松江市営バスが保有しているエアロスターMMです。
 松江市営バスでおそらく一番古参になる車両と思われます。


 U-規制の車両でそれまで新呉羽ボディで導入されていたエアロミディMMがモデルチェンジしたものです。MBMにボディメーカーが代わり三菱名古屋系統のエアロスターMをベースとしたボディになりました。大型幅9m尺はこのグループが最後で以後は中型もしくは純粋な大型の導入のみとなっています。
 それまでのエアロミディMMの仕様を引き継いでいます。P-規制からU-規制へは大きな変化がありましたがボディの変更による変更はあまりありません。それまでレス仕様だったセーフティウィンドウはこの車両から設置されるようになりました。
 方向幕は元々は幕式で前面と側面のみで後部は設置されていません。それで標準の窓のため窓の上にはデッドスペースができています。ただし、構造の関係か内側に方向幕が設置できるスペースが残っています。前面の幕は標準仕様よりも設置スペースが狭いため昨日紹介した京都市営バスの車両と比べると方向幕周りのガラスの部分がありません。
 方向幕のLED化は2000年初頭に行われています。幕時代は側面のものは窓幅いっぱい使用していましたがLED化に伴い縮小しています。ただ、一畑バスのように表面にフィルムを貼っているわけではなく黒いスペーサーを使用しているのであまり違和感はありません。


 車内はツーステップで結構段差が大きくなっています。壁がそれまでのクリーム色から灰色主体となったため車内の印象はかなり変わっています。座席も青い鮮やかなものからチェック柄のものに変わっておりエアロミディにも引き継がれています。
 降車ボタンはP-規制の頃の大光電機の緑色のものからゴールドキング製のものに変更されています。ボタンをおした時の音は以前はブザーでしたが現在はチャイムに変更になっているようです。


≪車輌Data≫
登録番号・・・・・・・・・・島根22き16-46
社内番号・・・・・・・・・・
車輌車種・・・・・・・・・・三菱ふそう/MBM
車輌型式・・・・・・・・・・U-MM218J
車両年式・・・・・・・・・・1993年式

車輌仕様・・・・・・・・・・ツーステップ
補足事項・・・・・・・・・・
    
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